パワプロ2020オーペナ(128)30年間の振り返り(3)
2040年度ドラフト指名選手
1位指名の浜崎は谷岡がチームを離れてから不在だった二塁手のレギュラーを獲得した。しかしその道のりは平たんなものではなかった。元々、バッティングの評価は高かったものの、守備には一抹の不安があった。当時二塁手のレギュラーとして1番手だったのが比嘉だった。守備は1軍でもトップレベルで足も速かった。あとはバッティングという課題だった。2番手としては助っ人外国人のホークスビーだった。バッティング技術も高く、守備もそこそこいい。その次の3番手として浜崎がいるという評価だった。課題だった守備を克服し、確実性に乏しかった打撃も改善し、見事レギュラーポジションを獲得した。
3位の北野はいまだ覚醒の時を待つ若手の捕手だ。正捕手長崎の引退後、終始エンゼルズの課題としていまだに解決していない問題が捕手の貧打問題だ。北野は高卒ながらに特殊能力が以上に多く、基礎能力が低いものの何かをやってくれそうな雰囲気を醸し出していた。数年リード面を磨くために長崎の指導を受けた。ある程度まで成長しエンゼルズの投手陣を扱えるようになり、出場機会が増えたが、バッティングはからっきしダメだった。いまだその能力を開花できていない選手の一人だ。
この年、初の二刀流の選手が誕生した。それが佃だ。
投手としての魅力としてというよりは、野手としての魅力が大きい選手だろう。長打力はレジェンド平井に次ぐともいわれている。なかなかその長打力を開花させることができずに入団4年目までは思ったような数字を残せなかったものの、ここ数シーズンは30本近くの本塁打を量産するなど、大器の片りんを見せている。
この年は1位指名の下野が中継ぎとして活躍をしている。MAX158km/hのサイドハンドから繰り出される速球派右腕だ。
4位指名の北澤は将来性有望の若手外野手だ。この選手も北野同様に特能が異様に多い選手だ。しかしながら基礎能力が低すぎるため、なかなか結果が出せないでいる。
1位指名の永瀬は高校No.1投手として完成度の高い投手だ。今季から先発として登板を果たしたものの、なかなか結果が残せずに2軍落ちをした。これからの選手だろろう。
2位指名の有村は本格派左腕として、今季初先発を果たしたものの結果がついてこなかった。この選手もこれからだろう。
1位指名の遠藤は長打力が売りの大型遊撃手ここまで3試合の出場を果たしている。まだまだ、遊撃手のレギュラーは確定したわけではないので、遠藤荷もチャンスがあるだろう。
1位指名の広池は強肩外野手だ。これからの成長に期待。
1位指名の小野塚は高いミート力を誇る将来が期待の外野手だ。それ以外の選手たちも期待が高まる。
まとめ
ドラフト指名選手の約1割がSランクの超一流選手となった。
まとめ
そして、レジェンド記録達成者は
通算勝利数:堀井(473勝)
通算完投数:堀井(368回)
通算完封数:堀井(142回)
通算防御率:永塚(1.84)
通算勝率:永塚(.904)
通算セーブ数:澤﨑(607S)
通算ホールドポイント数:堀切(649HP)
出場試合数:池谷(3677試合)
通算本塁打数:平井(871本)
通算打率:梅村(.332)
通算得点数:池谷(2418得点)
通算安打数:池谷(4738安打)
通算盗塁数:池谷(1236盗塁)
通算満塁本塁打数:梅村(29本)
シーズン記録
歴代シーズン最高打率:梅村(.403)
歴代シーズン最多打点:平井(175打点)
歴代シーズン最多得点:梅村(153得点)
歴代シーズン最多安打:梅村(229安打)
歴代最多タイ三冠王:梅村(3回)
数々のレジェンド記録を作ってくれた選手のみんなには感謝する。特にメジャー挑戦を夢見てその中でエンゼルズという球団で骨をうずめる覚悟をした、梅村や平井。彼らの勇気ある決断がなければ、最多本塁打記録の達成や4割打者の誕生はなかっただろう。これからもエンゼルズの挑戦は続いていく。
以上、次回は新球団お披露目と新企画始動です。