パワプロ2020オーペナ(90)25年目オフシーズン(年間表彰式)
25年目(2044年度)年間表彰式です。
まず、メンバーを動画で紹介しよう。
順位は首位だったものの、敗戦数が35敗となり、近年で最も勝てなかったシーズンとなった。
個人タイトル
リーグMVPには3年連続で梅村(36)が選ばれ、2年連続の沢村賞を永塚(30)が獲得した。
投手タイトルは、永塚(32)や堀井(40)の独壇場かと思いきや、蓮沼(41)が、6年ぶりにタイトルを獲得した。
投手メンバー
なんと、20勝の漢、宍倉(36)がここにきて12勝どまりとなった。他の投手陣は3名(蓮沼、堀井、永塚)が20勝を達成し、郷(32)は3年連続20勝とはならなかったものの、負け数も少なくきっちり先発の仕事をこなしたといえよう。しかしながら宍倉は11敗も喫しており、プロ入り後最多の負け数となった。海老澤監督は来季に向けて宍倉に関して、先発で起用することは明言しなかった。来季は先発の1枚をかけてし烈な争いが繰り広げられるだろう。
そして、抑えにはレジェンドの姿はなかった。日本記録保持者の澤﨑(42)は前半戦打ち込まれ2軍落ち、そのまま1軍に上がることなくシーズンを終えた。42歳のベテランの進退も気になるところだ。代わりに守護神を務めた、大泉(27)はしっかりと澤﨑の穴を埋めた。
野手メンバー
ベテランの中道(38)はスタメンを外れることも多く、ベストメンバーにはなったものの、本調子ではなかった。その中道に代わって、樋渡(28)が規定打席未達ながらも.326をマークし、シーズン終盤のエンゼルズ打線を盛り上げた。
国際大会で存在感を示した尾藤(27)は7番としてベストメンバー入りを果たすと規定打席にも到達した。
絶対的、正三塁手の小滝(29)がスランプで2軍落ちをしているときに立川(28)がうまく機能したことも好材料だろう。
しかしながら、得点力不足は否めないところだろう。100打点以上を記録したのは梅村と平井のみで、小滝も期待されていながらも一回りも二回りも物足りない成績にとなってしまった。馬渕や谷岡が抜けてしまってから、本塁打が打てる外野手不足や正二塁手の固定がうまく行っていないエンゼルズ、そして打てる正捕手長崎(37)の衰え、そういったものが得点力不足の原因だろう。
投手ランキング
前半戦同様投手陣に関しては防御率1点台が5名も現れるなど、投手成績はなかなかよかった。堀井(40)が久しぶりに2点台と安定感を欠いたが、その分、永塚(32)1.29と驚異的な数字を残した。
QS率HQS率ともに永塚がトップで、ここ数年、堀井だけではなくこの永塚も本当の意味での球界のエースになりつつある。
WHIPは流石の堀井といったところだろうか、唯一1以下を記録した。
野手ランキング
打率ではトップの梅村(36)でも.321とやや物足りない印象を受けた。3割打者がリーグに4名しかいないというのも、やはり今年は投手の年だったことがわかる。
本塁打では、前半戦調子の上がらなかった平井(37)が後半戦にフィーバーし、見事逆転で本塁打王に輝いた。実に3年ぶりとなる本塁打王に喜びをかみしめた。あと1回本塁打王を獲得すると通算で9回目となる。これは野村克也氏の記録に並び歴代2位タイ記録となる。ちなみに1位は王貞治氏の15回だ。平井ももうベテランの域に達しているので、あと7回獲得するのは少し厳しそうだ。
100打点越えの選手はリーグ内でも4名しかいないという、一昔前はエンゼルズだけで5名の100打点越えを達成していただけに、少し寂しい印象となった。
盗塁ではし烈な争いが、繰り広げられた。最終的には2年連続で梅村(36)が43盗塁でタイトルを獲得したが、2位磯貝(27)との差はわずか1。磯貝がスランプで戦線離脱しなければ磯貝が初のタイトルを獲得していたことだろう。しかしこれも運である。梅村が初めて三冠王を獲得した時も、同僚の西塚が9月前半までで114打点をマークし、打点王のタイトル間近で肉離れによる戦線離脱、西塚はシーズン中の復帰ができずに、梅村が猛チャージを見せたこともあり、梅村が令和初の三冠王になった。こればっかりは運も味方につけないといけないということだろう。磯貝にはツキがなかったということであろう。そして、昨年梅村から宣戦布告を受けた、レジェンド池谷(46)もきっちり40盗塁をマークした。近年まれにみる激戦となった。
OPSでは梅村と平井が1以上を記録し、助っ人外国人を寄せ付けないスラッガーぶりを発揮した。
投手部門:永塚(32)2年連続4回目
一塁手部門:平井(37)2年連続13回目
外野手部門:梅村(36)4年連続12回目
投手部門:永塚(32)2年連続5回目
捕手部門:長崎(37)10年連続10回目
一塁手部門:平井(37)14年連続14回目
受賞された選手の皆様、おめでとうございます!
以上、次回は25年目(2044年度)ドラフト会議です。