レジェンド達に挑むオーペナ日記

架空選手たちがプロ野球記録に挑むオーペナ日記

パワプロ2020オーペナ(65)22年目開幕~前半戦前編

22年目(2041年度)シーズン開幕です。

 

その前に、エンゼルズの通算選手記録を見てみよう。

 

投手ランキング

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チームトップと現役最多勝利を誇っているのが、蓮沼(37)の277勝である。通算300勝まであと27勝と迫っている。次いで左のエース堀井(36)で263勝、そしてチーム3位に位置してるのはここまで241勝を挙げている、初代エンゼルズの左のエース海老澤(40)である。今季40歳となる彼には節目の通算250勝まであと9勝と迫っている。昨シーズンは不調で8勝どまりだったものの、調子を取り戻せば達成できない数字ではないだろう。

そして永塚(29)も通算200勝まであと8勝とカウントダウンに入っている。現役で200勝投手が5人いる球団はメジャーでもないことだろう。

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通算ホールドでは堀切(37)が400ホールドまで5となっており、早い段階での達成が見込まれる。

野手ランキング

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安打数では池谷(42)が申し分ない成績を残しており、盗塁数でもいよいよレジェンド記録(1068盗塁)が射程圏内に入ってきた。ここ数年の彼の盗塁ペースでは今期中の達成は難しいと予想はされているものの、大きなことがない限りは達成できるだろう。また谷岡(35)も通算500盗塁へあと29盗塁と今期中の達成は間違いないだろう。

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本塁打数でも、節目の通算550号まであと5本と迫っている馬渕(40)は今期中に達成しそうだ。そして不動の4番平井(33)も450号まであと3本だ。

 

主力選手の衰え

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数々の輝かしい通算記録を達成している彼らでもあるが、年々身体能力の衰えとも戦っている。チームの打撃成績は全盛期と比べると平均して下降傾向になっている。毎年日本一にはなっているものの、細かい成績を見ていくと個々人の成績も少しずつではあるが悪化している。その原因としてはスタメン野手の高齢化が挙げられる。ほぼスタメンの8割以上が30代後半を占めているので、ここは致し方ないところではあるだろう。しかし彼らの後継者もまだ完全に育っている状況ではないので、ここは対策していく必要があるだろう。

 

開幕

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開幕オーダーがこちら


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新5番には3年目の助っ人ジャビスが入り、6番には40歳の馬渕が入った。

投手陣では先発中継ぎに高卒4年目の飯尾(21)が入った、海老澤のバックアップ要因としての期待がかかる。そのほかに関しては例年と変わらない布陣となっている。

 

海外留学選手帰国

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比嘉(26)は走力と課題だった長打力を伸ばして、一気に成長した印象となった。ここ1,2年谷岡(35)の状態が万全とはいえない状況でこの26歳が一気にスタメンを奪うことができるか見ものだ。

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24歳の尾藤も持ち前のミート力を主力選手クラスまで成長させて戻ってきた。こちらもポスト馬渕といわれているほどの逸材である。

 

大ベテランのスランプ

18年目のベテランがここでスランプに陥った。

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ここまで6本塁打と、決して悪い数字ではないものの打率が一向に上向いてこない状態となっていた。首脳陣はこのベテランに2軍での調整を言い渡した。

 

早くも出番がやってきた

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5月28日、馬渕(40)が二軍で調整を余儀なくされているこの状況で、この二人に出番が回ってきた。

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6番には尾藤(24)がレフトに入った。そして7番には谷岡(35)に変えてプロ初スタメンの高卒9年目の比嘉(26)が入った。谷岡はここ数試合ノーヒットと少し休養もかねての欠場となった。

 

通算200勝達成

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永塚(29)が20代で達成したのは史上6人目となるスピード記録で通算200勝を達成した。

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やっとみんなの仲間に入れたと、エンゼルズでは6人目の200勝達成者となった。これからも頑張っていきますと力強く語った。

 

ベテランのトレード

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エンゼルズ一筋、17年のベテラン渡部(39)がライオンズとのトレード交渉の対象となっていることが一部スポーツ紙で報じられた。

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39歳という年齢での放出、しかもエンゼルズにとっても必要なバックアップ選手だと考えられていたのになぜという意見もあった。

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トレード成立した。

 

トレードの真意

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実力は申し分ない選手だった。違う世界戦であったらもしかしたら谷岡ではなくこの渡部が球史になお残す選手になっていたかもしれない。それぐらいの選手だった。しかし少しタイミングと運がなかった。これもプロの世界の厳しいところである。

九州四天王としてドラフト10位ながらエンゼルズに入団した。当時レギュラーだったのは、当時25歳だった米原と、のちに2000本安打を達成する現レギュラーの谷岡(19)だった。

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ルーキーイヤーこそ100打席に立っているものの、この年が彼にとって一番試合に出たシーズンとなることを誰一人予想できなった。1年目で渡部は打てないと評価されてしまったのである。この当時のエンゼルズは打てる選手を最優先に考えていた。球団としては来期この2人のうちどちらかを正二塁手として固定をしようと考えていた。その中に渡部の名前はなかった。そもそもこの2人のうちのどれかのバックアップ要因としての指名という意味合いが強かったからだ。

結果は、谷岡がレギュラーを獲得し、2000本以上の安打を積み重ね、今季通算500盗塁も達成した。そしてレギュラー争いに敗れた米村はのちにロッテへ移籍し、スタメンを勝ち取り、数年前に引退した。レギュラー争いに敗れた米村も打率が上がってこなかったためにレギュラー争いに敗れた。

その争いの蚊帳の外にいた渡部だったが、評価は高かった。控え二塁手であるのにも関わらず、国際大会で2度も日本代表を経験するなど、ここ一番の集中力は凄まじいものがあった。日本代表でも主にバックアップ要因としての起用だったが、存在感をいかんなく発揮した。これが自分の役割なんだと、いつの間にかそう考えるようになっていた。1軍にはずっと登録されていたのでFA権も取得していた。しかしFA権を行使するという発想は渡部にはなかった。しかし気づけば、39歳来年には引退しようと静かに思っていた中での電撃トレードとなった。これは、先輩の米村が働きかけたことだった。ロッテを引退後、エンゼルズの球団関係者となった。主にトレードや他球団の戦力などを分析する部署だった。そして野球界の発展のためにTPOに基づき各球団の戦力分布図を算出している。そこで西武であれば渡部の実力が一番発揮されると判断された。そうしてトレードが実現した。これも日本球界の発展のためだ。

渡部は、まさかここにきてトレードされるなんて思ってもみなかった。でも野球人生で最初で最後のチャンス、どこまでやれるかわからないけど精いっぱいやってみる、こういう機会を与えてくれた米村さんのためでもあるしと語った。渡部の今後の活躍を期待したい。

 

以上、次回は前半戦後編です