パワプロ2020オーペナ(53)20年目シーズン開幕~前半戦終了
20年目のシーズン開幕です。
オープン戦
とうとう、池谷(41)の走力の劣化が本格化してきた。昨シーズンまでの盗塁数を維持することがレジェンド記録達成の重要なカギとなる。
一方、対左投手対策をコツコツ行ってきた梅村(30)には復調の兆しが見られた。得意ではまだないが、右投手と同じくらいまでの意識になったという。今季に期待したい。
しかしながら、チャンスでの勝負弱さは克服するまでに時間がかかりそうだ。まず、左投手を完全に得意になってから、チャンスを上げることとする。
開幕メンバー
2番には中道(32)が返り咲いた形となった。5番には谷岡(33)が座る。そして7番には令和の三冠王梅村(30)が待ち受けている。なんと切れ目のない打線だろう。
2000本安打&400盗塁達成
4月6日、谷岡(33)が2000本安打と400盗塁を達成した。
池谷(41)と長年二遊間を守ってきた、池谷がすごすぎてあまり谷岡に注目する人はいないが、池谷曰く、「決して守備はうまいほうではないけど、一緒にやってて一番相性がいいんですよね、楽なんですよ彼と一緒に二遊間守ってると」などどコメントを残している。元々、谷岡の本職は遊撃手であるが、谷岡が入団した時すでに池谷がバリバリ活躍していた。それを目の当たりにした谷岡は、自分がプロの道で生きていくにはどうすればいいのかを考えて、少し守ったことのある二塁手の練習を本格的に始めることにした。元々遊撃手の守備も人並みだったから二塁手の守備は並み以下だった。でもひたむきに努力して人並みになった。その時は米村や今もチームメイトの先輩の渡部(36)らと激しい正二塁手争いを繰り広げていた。入団し3年間レギュラー争いを繰り広げて、4年目にはレギュラーを奪取した。その後米村はロッテへ移籍し(現在は引退)渡部はベンチウォーマーとなった。しかしながら、成績はこのエンゼルズのメンバーからしたら並みの選手の印象がなかなかぬぐえなかった。9年目に初の首位打者を獲得すると、徐々に並みの選手から一つ頭抜けた存在へと成長する。主に2番を任されていた谷岡だが、首位打者を獲得した年は99打点を記録し、その後も平均して80打点を稼ぎ出すまでに成長した。そして14年目には2度目の首位打者を獲得し、初の100打点越え(102打点)をマークした。しかもこの時も2番を打っていた。これが球団史上初の100打点クインテット誕生の秘話だ。15年目の昨シーズンはキャリアハイの24本塁打と122打点をマークし、首脳陣からも一目置かれる存在となった。今季は初の5番ということもありながら、ここまで好調をキープしている。
海外留学選手帰国
板橋は2軍にいてもどうしようもないと判断し、1軍に連れていくことにした。七条は海外志向が強いのが気になるところだ。
いまだヒットなし
開幕して10試合以上経過したのにも関わらず、この男から快音が聞かれない。
梅村(30)だ、今期は超大型契約(15億円×5年)を結んだにもかかわらず自身初の7番で開幕をスタートさせた。ここまでなんとヒットなし。この男に何があったのだろうか。
何とか一本でも出てくれれば波に乗れるのだろうが、
2安打放ちうち1本がホームラン。何とか出た。次の試合も、
3安打2ホーマーの固め打ち。何とか調子を取り戻したようだ。
トレード
開幕は7番指名打者で出場をしていたカッティング(23)だが、あまりにも低打率と早熟だということもあり、放出することにした。対象選手はオリックスの君島(22)。パンチ力のある打撃が魅力の若手外野手だ。
若干22歳ながら、まだ海外留学も経験していなく覚醒もまだ。海外留学には近々行かせる予定だ。これで覚醒したらとんでもない選手になる予感を感じさせる選手だ。
通算500本塁打
5月28日、馬渕(37)が通算500本塁打を達成した。
パワーの衰えが激しくみられるものの3番バッターとして何とか結果を残し続けている。
どこまで本塁打を量産できるか今後も楽しみだ。
第2のトレード
今回白羽の矢が立ったのは中西(30)だ。彼は早熟ではなく珍しい晩成タイプの選手だが、なぜ放出対象となったのだろうか。
2軍暮らしが続いており、成長期に突入してもおそらく1軍には呼ばれない選手だろうと判断された。しかしながら、彼の野球人生、ここで終わりにさせたくないとの思いから放出となった。
ベテランのこの選手を獲得することによって、若手の育成に力を入れる。
人生初の1番と2番
開幕絶不調からここまで結果を何とか残してきた梅村(30)だがいまいち波に乗り切れていない。思い切って1番での起用を試してみようと思う。もちろん池谷(41)が2番起用されるのは初めてだ。
なんとも違和感のある1、2番コンビだと感じるのは気のせいだろうか。
ここ数年苦しんでいる梅村に何とかきっかけをつかんでほしい。
ランキングに波乱が!
試合中のランキング速報がスコアボードに映ったときに、目を疑った。
なんと、打撃トップ3にベルナップという外国人が現在二冠王という情報が入ってきた。これはひょっとしたら、三冠王を取られてしまうかもしれないという危機感がエンゼルズナインによぎった。ちなみに打率3位の阪神の二本木選手は、元エンゼルズの選手だ。よくここまで成長したと微笑ましい気持ちに皆がなった。
不調の守護神
今シーズン不調の選手は梅村だけではなかった。この澤﨑(36)も原因不明の不調で、守護神らしからぬ投球を続けていた。防御率5点台ながら、首脳陣は澤﨑を抑えから配置転換させることはしなかった。なぜなら彼は歴代最多セーブ投手だからだ。これまで、450セーブ以上記録してきた異次元の投手だからだ。体の衰えはまだ見られない、球も走っている、しかし捉えらえれる。澤﨑自身理由がわからないこの状況に戸惑いを隠せない中、毎日戦っていた。それをみんな知っていた。だから彼にはこんなところで終わってほしくないという気持ちがあった。そして、今日も9回のマウンドには澤﨑が上がる。
被安打2本を浴びるものの後続を何とか打ち取り、無失点で今日もセーブを挙げた、澤﨑の後ろ姿はまだまだこれからだと言っている気がした。
ちなみに、阿藤(37)がエンゼルズ復帰後、初勝利を挙げた。先発の海老澤(38)がピリッとせずに2点を奪われると早々に阿藤にスイッチし3イニングを被安打4の1失点にまとめた。その後は盤石のリリーフ陣がリードを守り切った。
助っ人外国人入団
なかなか、外野の1枠が固定できずにいる中、ここでメキシコの安打製造機がエンゼルズに入団した。
高いミート技術と守備のうまさが光る24歳の右バッターだ。主にセンターとして日本の野球にどこまで対応できるかが見ものだ。
以上、次回は20年目前半戦の振り返りです。