レジェンド達に挑むオーペナ日記

架空選手たちがプロ野球記録に挑むオーペナ日記

パワプロ2020オーペナ(103)27年目シーズン前半戦の振り返り

27年目(2046年度)前半戦の振り返りです。

 

まず、動画で振り返っていこう。


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まず、野手陣だが開幕時とかなり変わった布陣となっている。

1番にはトレードで獲得した山岡(33)がレギュラーを獲得している。これは彼の持っているアベレージヒッターが消えてしまわないようにするという意味もあるが、それ以上にほかの選手たちがふがいないため(3割を打てないため)山岡を起用しているということである。

2番には調子の上がってこない池谷(48)に代わって小俣(25)がレギュラーを獲得している、小俣自身もそこまでいい成績ではないものの池谷の守備面での不安要素等を考慮しての起用となっている。

3番にはホークスビーに代わって尾藤(29)が途中から座っている。打率3割を計算できるバッターがしっかりと3番にいることによって続く4番の平井や5番の梅村の調子も安定していることがわかるだろう。

7番にはベテランの中道(40)が紆余曲折あった結果、今のところスタメンで出場している。やはりなんだかんだ実績のあるベテランが率を残すという不思議な結果に驚いている。

8番にはさらに成長を遂げた立川(30)が佃(24)に代わって指名打者としての出場を果たした。彼は試合に出るたびに成長し、ミートはもうすぐでAになる。もしかしたら来季からはチームのスタメンになくてはならない存在になるほどにまで成長を遂げている。

9番には榎田(31)から正捕手の座を奪った北野(21)がマスクをかぶる。打率こそ2割前半だが、リード力は榎田と同様にまで成長を遂げた。そしてここぞという場面では説明のつかないバッティングを見せることもあり、正捕手の座をつかみかけている様子だ。

 

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順位は首位でマジックが25となっている。こんなにレギュラーメンバーが固定できていないのと、トレードで1軍でバリバリの飯尾や板橋、さらには磯貝までも放出し、戦力的にはダウンしているのにもかかわらず、この成績を残しているのは圧倒的な戦力層の厚さが、この圧倒的な強さを残している理由だろう。

投手ランキング

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衰えが見え始めた堀井(42)は昨年の無双状態とまではいかなくとも、きっちりと防御率1点台と安定した投球を披露している。

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しかし、それ以上に圧巻だったのは郷(33)の勝ち星だ。前半戦だけで17勝を挙げしかも無敗、防御率もここまでリーグ2位の1.85をマークしている。もちろん勝ち星に関しては打線の援護の面がかなり大きく影響してくる側面もあるものの、ここまで圧巻の投球を見せたのは先発点呼してからは初めてだ。もしかしたら初の先発でのタイトルを獲得できるのかもしれないという期待感が生まれる。

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一方、少し心配なところとしては堀井のHQS率の下降傾向だろうか。完投数はもちろんトップだが、依然と比べるとスタミナ切れになってやっとこさ完投している場面が結構見受けられた。以前であれば球数100球を超えても涼しい顔で投球をしていた堀井だったが、今季は100球を超えてくると肩で息をしながら投球をしている様子が見受けられた。球自体の球威等は変わらないが、少し高めに抜けてしまったりというところもあった。少し心配な要素だ。

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相変わらず、WHIPは堀井の独壇場となっている。しかし郷もそれに負けじと1点以下の高水準の数字をたたき出している。

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中継ぎ陣では、堀切(43)がここまでリーグトップの25ホールドを記録している。防御率も安定しており0.68という驚異の数字を残している。久しぶりのタイトルに向けて後半戦も頑張ってほしい。

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そして、セーブでは宍倉(38)が昨シーズン、惜しくもあと1セーブ届かずにセーブ王のタイトルを獲得できなかったその悔しさを晴らすような展開を見せている。ケガで3週間の離脱があったものの、前半戦19セーブを挙げ、リーグトップとなっている。この調子で昨シーズンのリベンジを果たしてほしい。

野手ランキング

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打率では小滝(31)が初のタイトル獲得に向けて順調に前半戦を折り返した。打率.361はリーグダントツの数字となっており、この調子で打ち続ければほぼ間違いなく初の首位打者獲得となるだろう。後半戦の活躍に期待がかかる。

そして、打率.346で小滝を追いかけているのが大砲の平井(39)だ。ここ数年なかなか見ない平井の3割越えは、たまに見るとこのように首位打者争いを繰り広げていることが多い。この争いも後半戦楽しみなところだろう。

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本塁打では平井がダントツのトップをひた走る中、

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打点ではまたしても小滝が90打点と平井に並んでトップタイで前半戦を折り返した。

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その打点の爆稼ぎの裏には、この驚異的な得点圏打率が理由だろう。なんと驚異の.495と5割近い得点圏での打率を誇っている。2位の梅村でも.392と1割近い差をつけている。小滝は中距離バッターのため本塁打は17本とそこそこだが、これで本塁打がもう少しあったら前半戦だけで100打点を稼いでいたかもしれない。

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そして、小滝の打率の高さはこの対左打率.419にもある。もともと左投手を苦にしないところが小滝の持ち味の一つでもあったが、今季は本当に手を付けられないくらいになってる。5年契約という大型契約を結び、プライベートでも有名女子アナとの婚約と妊娠が発表された。守るものができたらここまで人は変わるのかというのをまじまじと見せつけられた。

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そして、OPS1以上の常連(梅村、平井)の他に今季はそうこの男、小滝が1以上をマークしている。3年ぶりの3人そろっての100打点達成はもうほぼ確定だろう。

 

以上、次回は27年目(2046年度)の後半戦です。

パワプロ2020オーペナ(102)27年目シーズン開幕~前半戦終了

27年目(2046年度)シーズン開幕です。

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まず、開幕メンバーを動画でご紹介する。


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開幕スタメンを勝ち取ったのは⁉

ご覧のメンバーが開幕スタメンとなっている。

2番には外野の1枠を樋渡(30)が勝ち取った。オープン戦での打撃好調と、守備面での安定感が中道や磯貝を上回り開幕スタメンを勝ち取った。

3番には昨シーズンブレイクを果たしたホークスビー(24)が今季も開幕スタメンに名を連ねた。

そして、9番には榎田(31)が開幕マスクをかぶる。開幕スタメンを勝ち取ったメンバーでも、調子が悪ければ即レギュラーから外されてしまう厳しい戦いとなっている。開幕に選ばれたメンバーは好調を維持してほしいところだ。

 

海外留学選手帰国

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例年より早い段階での帰国となった。

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立川(30)はパワーと走力を大幅に成長させて帰ってきた。

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一方の北澤(20)は課題であった打撃能力の向上に成功し、自身の持っている特能を生かせるような能力へと一歩近づいた。

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これからは打撃が生かせるような特能の取得に励む。

トレード

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北澤や立川に特能の指導ができるように他球団から優秀なベテラン選手をトレードで獲得した。

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まず一人目はこの山岡(33)だ。トレード後に判明したがまだプロ年数が浅いため、彼の特能はまだ後輩たちには指導できないようだ。しかしながら優秀な特能を持っているため、これを消さないようにしないといけない。

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もう一人はこの桂(36)だ。この選手は後輩に指導できる選手なので、この特能を若手選手に指導をお願いした。

ホークスビーのスランプ

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5月中旬、ここまで二塁手のレギュラーとしてチームを牽引していたホークスビー(24)がスランプに陥ってしまい、2軍での調整が余儀なくされた。

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ここまで3番打者としてそこまで悪くない数字を残していたが、感覚が少し違ったのだろうか、調子を落としてしまった。

レジェンドの限界

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ここで、レジェンド池谷(48)がついにスタメンの座を奪われてしまう。なんと正三塁手の小滝(30)がショートにはいり、空いたサードのポジションに留学帰りの立川(30)が抜擢されたのだ。ショートには小俣(25)もいたが、バランス的にこのようにした方がいいと海老澤監督は判断した。

急激な成長

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立川は即試合で結果を残すと、自身の潜在能力を開花させてミート力の爆上げに成功する。

ホークスビーの復帰

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スランプによる2軍調整が続いていたホークスビーだったが、調整がうまくいったのか3週間足らずで1軍復帰となった。ホークスビーの代わりに出場を続けていた浜崎(23)も調子はいいようで、どちらを起用すべきかの判断が難しいところであった。

守護神の離脱

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5月末には守護神の宍倉(38)が肩痛により3週間の戦線離脱を余儀なくされた。宍倉はベテランでもう150キロの速球は投げれないけれど、巧みな投球術と威圧感で他球団を圧倒し、チームにはなくてはならないストッパーとして信頼を回復していただけに早期の回復を皆が望んだ。

通算700本塁打達成

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6月24日には平井(38)が通算700本塁打を達成した。また一歩大台の記録を達成し着実にレジェンドの記録達成に向け進んでいる。

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しかも今季は打率がよくてここまでリーグ1位の打率を誇っている。この調子で打ち続けることができれば自身初の三冠王ももしかしたらやってくれるのではないかという期待感も膨らませてくれるような今季のここまでの活躍となっている。

更なるトレード

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若手野手陣の指導のために更なるベテラン陣の補強を行った。相手は中日の宮川選手だ。この広角に打てる技術を若手に指導してもらいたい。

対する放出選手は、なんと

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この男、磯貝(28)である。今季も開幕スタメンを勝ち取ることができなかった磯貝だったが、樋渡(30)の不調等もあり、徐々に出場する機会があった。しかしながらその少ないチャンスを今季はものにすることができずに、打率1割台とここまで悔しい結果となっていた。しかもこの磯貝はもともと中日から2年目に電撃移籍してこのエンゼルズに入団となっている選手だ。磯貝自身、自分をプロの世界に導いてくれた球団に対する愛着もあり、今季FA権を取得したら行使し中日への移籍も検討していたと某スポーツ紙が掲載していたほどだ。年に数回は中日時代にお世話になった寮長のもとへ挨拶へ行くなど、中日愛が強いであるのは地元ファンの間では有名な話だ。彼にとってもエンゼルズで飼い殺しにされるくらいなら、しっかり中日で活躍したほうが彼のプロ野球人生も豊かになるだろうという親心もあり、交渉することとなった。

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交渉は見事成功し、エンゼルズは指導者の宮川を中日はかつての有望株の磯貝を引き戻すことに成功した。そして、磯貝は中日のユニフォームを着て即スタメンで起用されることになった。

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背番号は24に決まった。

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こちらが、中日から移籍してきた当時19歳の磯貝だ。当初、この磯貝を獲得した理由としては、西塚や松浦といったベテラン勢たちの衰えによって外野陣が一気に苦しくなった事情があった。現によく2038年シーズンでは外野の1枠を飯沼(現楽天)が担うことになったが、なかなか率が残せなくて楽天へと移籍、その後主に指名打者だった馬渕がレフトの守備に就くなどしたものの、根本的な解決には至らず、助っ人のジャビスの起用やなどもあり、磯貝は期待されて入団したものの6年間は、なかなか出場機会に恵まれなかった。そしてコーチから早熟判定を食らい、球団としても積極的に起用するのが難しくなった。その中で、佃や尾藤の台頭もあり、走れる選手より打てる選手を重要視しているエンゼルズにとっては磯貝は正直戦力として計算できなくなっていた。もしあのまま中日に在籍していたら、空白の6年間はなかっただろうし、球界を代表する外野手まで成長を遂げていたことだろう。エンゼルズGMはこの磯貝の一件を重く受け止めた。これまでエンゼルズは自チームで出場機会に恵まれない選手たちを他球団に移籍させることによって、選手の活躍の場を与え続けていた。いわばエンゼルズは育成の場であり、その育成が他球団の戦力になり、そしてプロ野球界に新たなスターを輩出し、結果野球界を盛り上げるという側面も兼ね備えていた唯一の球団だった。しかしそれが今回の件では、逆のことをしてしまった。トレードで獲得してきた若い選手を長い間出場させずに漬けておいたのは、これまでのエンゼルズとは矛盾したやり方だった。今後は磯貝のような選手が生まれないように注意していきたい。

磯貝はエンゼルズで成長させてもらった、盗塁技術と左投手の強さを中日に還元していきたいと意気込んでいた。そして、エンゼルズに来たことは後悔していないようだった。「僕が、エンゼルズにきて後悔したことなんて一つもないですよ。できれば中日でプレーしたいっていう気持ちは常にありましたけど、それがエンゼルズに来たことを後悔するということにはならないです。むしろ成長させてもらったなって感謝しています。出場試合数こそそんな大したことなかったですけど、でも超一流の選手たちの中で実際に近くで見て、一緒にプレーすることで学んだことはいっぱいあったし、エンゼルズの一員じゃないとそれは経験できなかったと思います。だから、これからは磯貝第二章ということで、名古屋の皆さんに自分の活躍する姿を見てもらえればと思います」

磯貝、がんばってほしい。

 

以上、次回は27年目(2046年度)前半戦の振り返りです。

パワプロ2020オーペナ(101)26年目オフシーズン(ポスティング交渉・その他)

26年目(2045年度)ポスティング交渉です。

 

ポスティング交渉

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昨シーズン:率.321 40本 105打点 43盗塁 獲得タイトル:MVP(5)、首位打者(3)、盗塁王(2)、最高出塁率(8)、B9(12)

今シーズン:率.335 44本 106打点 40盗塁 獲得タイトル:首位打者(4)、最高出塁率(9)、B9(13)

今季年俸:15億円

今季も梅村は安定した成績を残した。首位打者もここ3年連続で獲得している。しかしながら本塁打と打点に恵まれずタイトルの獲得からは遠ざかっている。そして気づけばもう37歳となっていた。

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その気持ちは痛いほどわかる。しかしながらこの梅村を放出するわけにはいかないことは何度も言っていることだ。複数年契約が切れればすぐさまポスティング権の行使をしている梅村、来季もポスティング権の行使をするのだろうか?

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当然のことながら却下となった。レジェンド記録を達成してもらうまではエンゼルズにいてもらおう。

 

来季の動向

ここで、来季の課題と期待の選手を紹介する。

二塁手

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ホークスビー(24)助っ人3年目

今季:試合:141 率.292(565-165) 27本 74点 7盗塁 得点圏率.285 対左率.281 長打率.497 出塁率.365 OPS.862 

通算:試合:223 率.272(683-186) 31本 88点 10盗塁 長打率.460 出塁率.346 OPS.806 

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浜崎(23)高卒5年目

今季:試合:20 率.219(37-7) 0本 0点 1盗塁 得点圏率.000 対左率.125 長打率.250 出塁率.219 OPS.469 

通算:試合:200 率.254(674-171) 13本 74点 11盗塁 長打率.349 出塁率.322 OPS.671 

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比嘉(30)高卒13年目

今季:試合:11 率.444(9-4) 0本 0点 1盗塁 得点圏率.333 対左率.000 長打率.556 出塁率.500 OPS1.056 

通算:試合:261 率.264(891-235) 17本 81点 21盗塁 長打率.374 出塁率.327 OPS.701 

 

総評

今季はホークスビー(24)が全試合出場を果たし見事な成績を残した。やはり長打率OPSを見てもホークスビーが比嘉や浜崎と比べても一回り優位な状況に立っている。クリーアップを任せてしっかりと打点を残せる選手への評価が高いことは周知のことだろう。しかも、守備も悪くなくしっかりとこなしているところも高評価だ。今季安定的な成績を残せたのは得点圏でも左投手でも苦にしない安定したバッティングが首脳陣の信頼を勝ち取った要因だろう。

一方、浜崎(23)に関しては、課題だった守備の成長が見られたものの、ホークスビーや比嘉には及ばず、しかも与えられた出場機会に対してインパクトを残す成績を残せなかった。シーズン通して使いたいと思える能力にまで向上を果たしたものの、今季のホークスビーの成績を考えるとなかなかレギュラーを勝ち取るのは難しいだろう。

そして、比嘉(30)だが、守備のうまさは誰もが認めている。おそらくフルで出場すればゴールデングラブ賞を獲得することもありうるだろう。しかし、今チームが求めているのは打てる選手だ。比嘉ぐらいであれば3割は軽く超えてもらわないとレギュラーで使うのは難しいだろう。ホークスビーと比べて決定力がない分、それを補うには率が必要だからだ。そして走れるというのも魅力の一つだが、すでにエンゼルズには走れる選手がいて、しかも打てている。例を挙げるとすれば、梅村や小滝だ。この選手たちは当たり前に打って走れる。ただ走れる選手はエンゼルズでは並みの選手という評価となってしまう。しかしこの比嘉はパワーだけ見ればほかの2選手よりもある。しかし弾道が低い分長打になりにくい。この課題を解決し、新たな打撃の特能を獲得すれば決定力は向上するだろうが、年齢的な問題がネックになってくる。来季31歳となる比嘉はほかの2選手と比べてはるかに年長さんだ。その中堅選手を使っていくのか、若手を使っていくのかここの判断に関しては、首脳陣の好き嫌いや球団方針にかかってくる。もう少し2軍暮らしの間に特能の取得に励んでいればこんなことにはならなかっただろう。これは育成ミスとして今後の課題となる。

 

レギュラー予想

ホークスビー◎→浜崎△→比嘉△

今季の実績から見て、ホークスビーが当確だ。しかし実際1年間での実績なので、もし調子が悪ければ即、スタメンが変わっていくことも予想される。その時にいかにしてチャンスをつかむことができるのかがカギになってくる。そういう点で見てもまだまだ、レギュラー争いはし烈を極めるだろう。

 

捕手

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榎田(31)高卒13年目

今季:試合:118 率.184(354-65) 5本 32点 3盗塁 得点圏率.211 対左率.174 長打率.240 出塁率.233 OPS.473

通算:試合:205 率.178(444-79) 5本 35点 7盗塁 長打率.227 出塁率.228 OPS.455 

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北野(21)高卒4年目

今季:試合:37 率.100(80-8) 0本 1点 1盗塁 得点圏率.111 対左率.069 長打率.100 出塁率.172 OPS.272

通算:試合:73 率.137(168-23) 0本 7点 2盗塁 長打率.143 出塁率.189 OPS.332 

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長崎(38)大卒16年目

今季:試合:28 率.154(26-4) 0本 0点 0盗塁 得点圏率.000 対左率.125 長打率.013 出塁率.214 OPS.406

通算:試合:1461 率.248(5101-1266) 257本 836点 2盗塁 長打率.434 出塁率.326 OPS.760 

 

総評

キャリアを見れば長崎がダントツの経験と実績を積んでいる。しかし、もう長崎にはその力は残っていない。となると榎田と北野ということになるが、両選手とも2割を打つのがやっとという見立てを崩すことは難しいだろう。そこで、実績はないが面白そうな選手がいたのでここで紹介しよう。

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長谷川(21)高卒3年目

今季:試合:5 率.286(7-2) 0本 0点 0盗塁 得点圏率.000 対左率.333 長打率.286 出塁率.286 OPS.572

通算:同上

今季4番目の捕手として1軍デビューを果たした長谷川である。元々ミート力には定評があった。しかしながら得点圏での弱さが目立ち2軍戦でもなかなか苦手を克服できなかった。そのなかで、1軍での捕手が打てなさすぎてリーグ優勝が決まって、榎田が不調になった際に一時的に1軍へと昇格を果たし5試合に出場した。打席機会は少なかったものの、しっかりとプロ初ヒットを打つと1軍の球にもしっかりと反応している様子だった。北野は正直言って全く反応できていない状態がいまも続いての打率1割だが、この長谷川はしっかりと球筋を見極めている印象があった。リード力には課題が残るものの打てる捕手という面ではまだまだ能力的には心もとない印象だが、もしかしたらという期待が持てる選手の一人だ。

 

レギュラー予想

榎田〇→北野△→長崎△→長谷川▲

あくまでも榎田メインの起用になるとの予想。しかし、榎田が打てなかったりスランプに陥ったりした場合は北野が起用され長崎も守備固め等で起用されることが見込まれる。今季終盤から1軍の捕手登録数を3→2に減らしたことによって、おそらく長崎、長谷川は開幕2軍でのスタートが濃厚だろう。そして調子に合わせて流動的に入れ替が行われると予想される。ということは2軍に降格となったら、少なくとも10日間は1軍への再登録ができない状態になってしまうので、少ないチャンスをいかにしてつかむのかが重要とされる。

 

外野の1枠

外野手は、梅村(37)、尾藤(28)はレギュラー当確で、残りの1枠を争うこととなる。

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中道(39)高卒21年目

今季:試合:72 率.268(276-74) 2本 27点 0盗塁 得点圏率.333 対左率.287 長打率.312 出塁率.319 OPS.631

通算:試合:2208 率.297(8588-2550) 237本 1249点 221盗塁 長打率.432 出塁率.376 OPS.808 

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樋渡(29)大卒8年目

今季:試合:72 率.236(296-70) 0本 17点 19盗塁 得点圏率.167 対左率.256 長打率.274 出塁率.265 OPS.539

通算:試合:158 率.281(595-167) 4本 56点 32盗塁 長打率.345 出塁率.322 OPS.667

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磯貝(27)高卒10年目

今季:試合:43 率.286(98-28) 0本 3点 15盗塁 得点圏率.167 対左率.343 長打率.306 出塁率.336 OPS.642

通算:試合:449 率.284(1638-465) 15本 168点 99盗塁 長打率.363 出塁率.325 OPS.688

 

総評

この3選手に関してはどの選手が起用されても2番として起用される可能性が非常に高い選手たちだ。中道は馬渕が引退して3番を打つ機会が増えたが、主に2番を打っていた。磯貝も2番だ。樋渡は8番を打つ機会が多かった。いずれにせよどの選手も打点を稼ぐことが難しい局面での起用が見込まれる。だから重要視されるポイントとしてはもちろん長打力はあるに越したことはないが、どの選手もパンチ力に欠ける。であればつなぐことができる選手、すなわち打率と出塁が見込める選手ということになる。ポテンシャル的に樋渡が他2名より一つ上を行っているが、得点圏での弱さや今季のような2割前半の打率であれば起用しづづけることは難しいだろう。その点、実績のある中道や磯貝の方が確実性という面では一枚上手だろう。そして、誰がセンターを守るかというのも問題になってくる。ベテランの中道は守備に不安があるので、起用するならレフトでの起用となる。その点、樋渡や、磯貝であればセンターを守らせることができ、レフトに尾藤を置くことができる。尾藤も守備は下手ではないが、できればレフトで起用した位というのが本音だ。

 

レギュラー予想

樋渡△→中道△=磯貝△

正直、ここに関しては開幕スタメンを勝ち取り、調子が良ければそのまま起用されるというパターンになりうる可能性が大いにある。その開幕スタメンという意味では樋渡が少しリードしている。オープン戦での結果次第ということになってくるだろうが、そこでアピールに成功することがもっとも重要なところだろう。樋渡がもしダメだった時に関して、中道か磯貝かというところは正直まだ判断に難しいところだ。まずは開幕1軍に選ばれることが中道と磯貝には求められるところだろう。

 

遊撃手の後継者問題

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池谷(47)大卒25年目

今季:試合:141 率.266(613-163) 0本 26点 32盗塁 得点圏率.232 対左率.296 長打率.277 出塁率.315 OPS.592

通算:試合:3471 率.309(14842-4590) 207本 1472点 1203盗塁 長打率.408 出塁率.381 OPS.789

今季もショートストップはこの男が全試合出場を果たした。しかし、もうすでに限界を迎えつつある47歳は打率も大幅に下げ、2割中盤まで落ち込んだ。明らかに差し込まれるケースが多く、スイングも弱弱しいものとなっていた。盗塁に関しては金特のおかげか32盗塁となかなかの数字をいまだに残しているものの、守備に関してはそろそろ目をつむることもできなくなるレベルまでになっていた。今季記録したエラーの数は何と30個を記録し12球団合わせてダントツのトップだった。しかも肩が弱いことから三遊間のゴロはすべて内野安打になるという始末だ。セカンドへのコンバートもうわさされたものの、今季はホークスビーが台頭しているのもあり、なかなかそこに配置転換するのは難しいという見立てである。そこで次期正遊撃手候補を予想していくことにする。

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君塚(24)大卒2年目

今季:試合:2 打撃成績なし

通算:試合:2 打撃成績なし

今季2年目の君塚だ。持ち前の長打力はすでに2軍ではトップクラスと称されている。今季の海外留学では課題だったミート力の向上は果たせず、守備能力の向上にとどまってしまった。この結果が正遊撃手の座を少し遠ざけてしまった感は否めないが、守備も安定してきているので、1軍で使ってみるのも面白いだろう。

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小俣(25)高卒7年目

今季:1軍出場なし

通算:試合:13 率.306(36-11) 0本 6点 0盗塁 長打率.333 出塁率.350 OPS.683

もう一人の候補は小俣だ。高卒7年目の25歳で今季は2軍の本塁打ランキングで3位に入るなど、1軍での出場機会はなかったものの着実に力をつけている選手の一人だ。小原2軍監督が現役時代に着けていた背番号7を継承した小原2軍監督期待の若手だ。まだまだ未知数のところもあるが、正直レジェンド池谷は満身創痍でやっている。そこまでして出場させる意味があるのかと海老澤監督もマスコミに詰められているので、この若手が一気にブレイクすると、また面白い展開になるだろう。

 

以上、次回は27年目(2046年度)シーズン開幕です。

パワプロ2020オーペナ(100)26年目オフシーズン(契約更改)

26年目(2045年目)契約更改です。

100回目の投稿となり、いつも見てくださっている方、ありがとうございます。

これからも、ぼちぼちと更新していきますのでよろしくお願いします!

 

契約更改

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昨シーズン:20勝5敗  防御率1.29

獲得タイトル:沢村賞最多勝最優秀防御率、B9、GG

今シーズン:21勝1敗  防御率1.67

獲得タイトル:GG

来季年俸:15億円(3年契約2年目、現状維持)

今季は沢村賞を左のエース堀井(41)に再度奪われてしまい、個人タイトルとしてはゴールデングラブ賞のみとなってしまった。しかし防御率1点台は高く評価できる数字で、この調子で行けば間違いなく次期球界のエースはこの永塚(33)であろう。

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昨シーズン:20勝3敗 防御率 2.16 タイトル:最多勝、最多奪三振

今シーズン:26勝1敗 防御率 0.88

タイトル:沢村賞(8)、リーグMVP(5)、最多勝(12)、勝率第一位(6)、最優秀防御率(7)、最多奪三振(9)、B9(9)

来季年俸:15億円(5年契約3年目、現状維持)

今季はこの堀井(41)は過去最高の成績をたたき出した。防御率は歴代5位の大記録だ。

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さらに自身最多を更新する26勝をマークし投手四冠にも輝いた。文句のつけようがない成績だった。

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昨シーズン:率.308 46本 143打点  獲得タイトル:本塁打王打点王、B9、GG

今シーズン:率.278 41本 117打点  獲得タイトル:B9(14)、GG(15)

来季年俸:13億円(3年契約最終年、現状維持)

この男は、タイトルの獲得どころか40発打つのが精いっぱいだった。衰えはまだないものの、確実性に欠けるバッティングが多かった。甘い球もミスショットしてしまうような平井らしからぬバッティングが多かった。来季で複数年契約の最終年だ。来季の成績次第では年俸の大幅ダウンもあるだけにここは何とか来季にかけたいところだ。

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昨シーズン:20勝3敗   防御率1.85 獲得タイトル:最多勝、勝率第一位

今シーズン:14勝7敗   防御率2.08 獲得タイトル:なし

来季年俸:13億5000万円(5年契約、1億5000万円UP↑)

野球規定(40%)を超える実に70%減の3億5000万円で契約更改しようとしていた蓮沼(42)であったが、流石に税金とかが支払えなくなるため、球団側から検討するように保留を促したという。右のエースの蓮沼は今季20勝を達成できずに14勝(7敗)どまりの成績に終わった。エースとしての責任を誰より強く感じていた蓮沼は時期右のエースとして永塚(33)を指名した。しかし永塚は「右のエースなんていらないです。僕は球界のエースになるんです。右も左も超越した存在になるのです」と一刀両断された。その時に永塚は成長したなと、そして自分を超えたなと思ったとのこと。でも通算400勝が手の届くところにようやく来た。ここで負けてられないと蓮沼は再度気持ちを引き締めた。そして、再交渉の場で5年契約を新たに結ぶ決断をした。減俸でも構わない。しかし球団は減俸しなかった。これは賛否が分かれるだろうが(昨年の宍倉の大幅減俸と、抑えへの配置転換の件)蓮沼はレジェンドになるためにこの球団を2年目から引っ張ってきた大投手なのだということ。エンゼルズの歴史は蓮沼の野球人生と同意だということはご容赦いただきたい。衰えも顕著に表れて完投するほどの体力もないかもしれないが、もうひと踏ん張りしてほしいししてもらわないといけない存在だ。

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昨シーズン:18勝4敗 防御率:2.05 獲得タイトル:なし

今シーズン:20勝3敗 防御率:1.67 獲得タイトル:なし

来季年俸:8億5000万円(3年契約最終年、現状維持)

先発転向をし自己最高の防御率(リーグ3位)でキャリアハイの成績を残した。先発陣の中でも堀井、永塚の次に評価の高い郷であるが、先発投手でのタイトル獲得はまだない。そろそろ主要タイトルの獲得をしたいところだ。

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昨シーズン:率.296 2本 36打点 40盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.266 0本 26打点 32盗塁 獲得タイトル:なし

来季年俸:7億8000万円(5年契約最終年、現状維持)

今季プロ入りして初めて本塁打を打てなかった。見ての通り、レジェンドは満身創痍でシーズンを戦っている。前人未到の1200盗塁を達成したレジェンドも来季48歳になる。そして来季で5年の複数年契約が満了となる。引退という二文字が刻一刻と迫ってきている池谷は来季は進退をかけたシーズンとなるだろう。

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昨シーズン:1勝4敗 2HP 9S 防御率:6.75 獲得タイトル:なし

今シーズン:0勝0敗 0HP 0S 防御率:10.8 獲得タイトル:なし

来季:引退→2軍投手コーチ

レジェンドがユニフォームを脱いだ。前人未到の通算600セーブを達成したレジェンドは25年間の現役生活にピリオドを打った。来季からは2軍の投手コーチとして若手の育成に励む。

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昨シーズン:4勝1敗 21HP 2S 防御率:1.04 獲得タイトル:なし

今シーズン:6勝1敗 29HP 3S 防御率:1.29 獲得タイトル:なし

来季年俸:5億円(1億円UP↑)

中継ぎのレジェンドとなった堀切(43)はここにきて大幅アップを勝ち取った。ホールド数も伸ばし、文句のつけようのない成績を残した。来季は44歳としてエンゼルズのセットアッパーとして腕を振り続ける。

 

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昨シーズン:12勝11敗 防御率:2.82 獲得タイトル:なし

今シーズン:3勝4敗 7HP 30S 防御率:2.38 獲得タイトル:なし

来季年俸:4億円(5000万円UP↑)

20年目の今季は守護神としてまずまずの成績を残し、復活を印象付けたシーズンとなった。球速も140キロ中盤までしか出なくなっているが、持ち前の威圧感で打者を圧倒した。セーブ王まであと一歩のところだったので、来季こそはセーブ王のタイトル獲得へ向けて躍動してほしい。

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昨シーズン:率.182 2本 8打点 2盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.292 27本 74打点 7盗塁 獲得タイトル:B9(1)

来季年俸:3億5000万円(9000万円UP↑)

来日3年目にして初の規定打席クリアと3番バッターとして4番の平井のつなぎ役として、まずまずの成績を残した。ミート力は入団当時から高い評価を得ていたものの、入団して2年間は通算打率2割に満たず、なかなか出場機会を勝ち取れずにいた。しかしオープン戦で結果を残すと、一気に開幕スタメンを勝ち取りそのまま継続して起用された。年齢も24歳と若く将来性もあるため起用につながった。ここ数年長きにわたって問題だった「次期谷岡問題(正二塁手問題)」はこのホークスビーの活躍によって終止符が打たれようとしている。

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昨シーズン:率.259 2本 32打点 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.268 2本 27打点 獲得タイトル:なし

今季年俸:1億5000万円(5000万円DOWN↓)

今季は開幕スタメンを外れ、目前に迫った通算2500安打の達成に黄色信号が灯っていた。しかしスタメン選手の相次ぐスランプ等で出場機会を獲得した中道(39)は好調を維持しそのまま後半戦からは主にスタメン起用される場面が多くなった。最終的には72試合の出場を果たし、74安打を放ち通算2500安打を達成した。来季のスタメンを約束されたわけではないが、このようにスランプの選手の代わりに出場してしっかりと結果を残すことができることが、ここまで現役を長く続けられる要因だろう。来季もいつでも出れるように準備は怠らない。

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昨シーズン:率.263 22本 62打点 16盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.319 20本 95打点 23盗塁 獲得タイトル:B9(3)、GG(3)

来季年俸:4億5000万円(5年契約、2億7000万円UP↑)

今季は悔しいシーズンからリーグ3位の.319を記録するなど、新たな一面を見せた小滝(30)はFA権を取得することもあり、5年総額22億5000万円の大型契約を結んだ。ベストナインゴールデングラブ賞を同時受賞したこともあり、チーム一の大幅アップを勝ち取った。

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昨シーズン:率.291 5本 40打点 42盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.286 0本 3打点 15盗塁 獲得タイトル:なし

来季年俸:9000万円(9000万円DOWN↓)

一方、磯貝(27)は今後の自身の野球人生にもかかわる契約更改となった。野球規定を大幅に上回る50%減での契約更改。実力社会だとは言えこの仕打ちは厳しいのではないかといわれかねない事態となった。今季の磯貝は熱い外野陣のスタメン争いに敗れて開幕ベンチスタートなった。国際大会で無類の安定感を誇った尾藤(28)や、昨シーズンプチブレイクを果たした樋渡(29)と、絶対的ライトの梅村(37)で外野はほぼ確定していいた。指名打者も得点力アップを図って長打力のある佃(23)がスタメンとなった。昨シーズン40盗塁以上記録したスピードスターでも開幕を勝ち取ることはできなかった。それでも1軍で出場機会をうかがっていた。尾藤のスランプや、樋渡の打撃不振によって磯貝の出場機会が増えてくるとそれなりの成績を収めた。このままスタメン奪取かと思われた矢先に、自身2度目のスランプに陥ってしまう。ここから1軍に上がるのにはだいぶ時間がかかった。最終的には、43試合の出場にとどまり、15盗塁と自慢の脚力もアピールできずに終わってしまった。出場試合の激減による影響からか盗塁技術もA→Bへとランクダウンしてしまった。打点を稼げる選手がスタメン起用される見込みのチーム事情に対して、磯貝のエンゼルズでの評価は高くないことが見込まれる。しかしながら、磯貝の足は球界を代表するレベルまで来ているのは事実だ。古巣の中日に戻るのか、来季順調に行けばFA権を獲得する磯貝だが、どのような決断をするのかが注目される。

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昨シーズン:1勝1敗 18HP 1S 防御率:2.39

今シーズン:18勝5敗 0HP 0S 防御率:2.13

来季年俸:3億円(1億5000万円UP↑)

先発転向1年目の十文字(33)は当初の期待通りの活躍を見せた。中継ぎ時代に磨き上げたピンチの強さや、左バッターに対する強さは先発に回っても十分に通用し、本人も自信になったことだろう。年俸も倍増の3億となり、エンゼルズの先発陣として十分の働きを見せた。

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昨シーズン:率.220 2本 9打点

今シーズン:率.100 0本 2打点

来季年俸:7000万円(4000万円DOWN↓)

この助っ人はなかなか波に乗れない。今季3年目で勝負の年だと自ら位置づけしてシーズンに入った。先述した通り外野陣のスタメンを勝ち取るのは至難の業だが、開幕1軍を勝ち取ると、主に代打や守備固めとしての起用だった。昨シーズンは27試合の出場で、今季は23試合の出場を果たしたものの、打率は何と20打数2安打の1割という体たらくの結果に終わってしまった。ほぼすべて代打での出場ということもあり、なかなか結果を出すのが難しいといわれてはいるが、1割では正直話にならない。シーズン終盤には2軍落ちも経験した。27歳になり中堅選手となったクロスビーであるがこのままでは戦力外ということもあり得ない話ではない。来季は背水の陣で挑む。

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昨シーズン:率.326 4本 39打点 13盗塁

今シーズン:率.236 0本 17打点 19盗塁

来季年俸:5000万円(4000万円DOWN↓)

樋渡(29)は初の開幕スタメンを勝ち取ったものの、極度の打撃不振に陥り2軍落ちはなかったものの、徐々に出場機会を減らしていくことになった。昨シーズンは79試合の出場で打率3割越えを達成し、プチブレイクを果たしたものの、今季は72試合の出場で打率を1割近く下げてしまう結果となった。そしてなんといっても得点圏での弱さが露呈し、チャンスD→Eへとランクダウンしてしまう。このことが首脳陣の積極的な起用をためらう原因となってしまう。シーズン終盤にはベテランの中道(39)がスタメンに名を連ねることが増えていき、樋渡は守備固めとしての起用が主になっていった。年齢も29歳となり中堅となる。若手がそこまで成長していないので、樋渡は戦力として計算されているだろうが、少ないチャンスをものにしていく必要性が出てくる。磯貝とのスタメン争いもあるだろう。来季は勝負の年だ。

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昨シーズン:率.276 15本 76打点 5盗塁

今シーズン:率.306 13本 75打点 4盗塁

来季年俸:1億8000万円(7500万円UP↑)

一方、スランプを経験してもこの尾藤(28)のようにシーズンを通して復調をしスタメンの座を勝ち取るものもいる。出場試合は昨年の135試合から112試合に減少したものの規定打席クリアし、リーグ5位の.306をマークした。しかも本塁打や打点も昨年とほぼ同様の数字を残し、適応能力の高さをアピールした。激戦の外野のスタメンでこの尾藤はほぼほぼ当確だろう。

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昨シーズン:率.224 6本 32打点 獲得タイトル:GG

今シーズン:率.154 0本 0打点

来季年俸:3000万円(3000万円DOWN↓)

ついに強打の名捕手が本塁打と打点0という結果に終わってしまった。今季は開幕スタメンを外れると、正捕手になり自己最小の28試合の出場にとどまった。かつての強打強肩はなりを潜め、ただのおじさんになってしまった。しかしながら、広角に打てる技術やリード面ではまだチームには必要な戦力として見られている。来季もこのような起用になることが濃厚だが、正捕手の打てない問題は解決していないので、ここを解消すべく後任の指導に当たってほしい。

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昨シーズン:率.252 5本 39打点 5盗塁

今シーズン:率.219 0本 0打点 1盗塁

来季年俸:4000万円(1500万円DOWN↓)

23歳の若武者にも厳しい冬が訪れた。5年目の浜崎(23)は正二塁手の座を比嘉ではなく、助っ人のホークスビーに奪われる結果となった。開幕からベンチでスタンバイすることが多く、代打での起用でもチャンスを生かせずにいた。もともと得点圏での勝負弱さは指摘されており、そのことから比嘉やホークスビーとの併用という形をここ数年取ってきた。まだわからないが、来季のスタメンの二塁手はホークスビーが濃厚とされている。何とか食らいついていってほしいものだ。そうでないと、かつてのレジェンドの松浦が背負っていた背番号「4」をはく奪しないといけなくなる。

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昨シーズン:率.262 8本 25打点 6盗塁

今シーズン:率.444 0本 0打点 1盗塁

来季年俸:4000万円(1000万円DOWN↓)

その浜崎(23)よりも厳しい立場にいるのがこの比嘉(30)だ。昨年は二塁手として最多の76試合の出場を果たし、今季スタメンに最も近い存在といわれていた。しかし、今季の出場試合は11試合と激減した。浜崎が自身の弱点である守備力の向上を図り、比嘉ほどではないが、人並みにはできるようになり、そうなると比嘉は2軍にいることの方が長くなった。守備はエンゼルズの二塁手の中ではトップクラス。遊撃手の池谷の守備範囲が極端に狭くなっているので、この比嘉の存在は大きいはずだが、いかんせん打てないことにはエンゼルズの正二塁手は務まらないのだ。30歳にして基礎能力は申し分ないもののいまいち飛び出せないのはこの特能の少なさゆえだ。今季結果を残した、ホークスビーも悪い特能もあるもののいい特能が2つある。それだけでもあればこの比嘉がレギュラーを勝ち取る可能性は十分ある。この比嘉はなかなか日の目を見なかった選手だ。高卒でドラフト2位で入団したものの、8年間はほぼ1軍での出場機会はなかった。その後海外留学をしたおかげで大幅に能力を向上させた。一時はレギュラーの座をつかみかけたが、浜崎が入団し、新人王に輝くと一気にレギュラー争いが加速した、そして助っ人のホークスビーもそこに加わり、正二塁手争いの戦国時代へと突入した。そして今季ホークスビーが頭一つ抜け出した。来季結果を残さないと立場的にも苦しくなる。なんとしても結果を出したいところだ。

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昨シーズン:率.179 2本 3打点 0盗塁

今シーズン:率.248 20本 79打点 5盗塁

来季年俸:8000万円(6200万円UP↑)

下位打線の得点力問題に終止符を打ったのがこの佃(23)だ。打率こそ.248と決して褒められた数字ではないが、20本塁打と79打点は上出来だろう。昨シーズン主に下位打線を打っていた中道、比嘉、長崎の打点を合わせると90打点になるので、一人でその数字近く稼いだことになる。これはチームとしては好材料だっただろう。

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昨シーズン:率.220 0本 1打点 2盗塁

今シーズン:率.184 5本 32打点 3盗塁 獲得タイトル:GG(1)

来季年俸:2800万円(1500万円UP↑)

今季、正捕手の座をつかんだのはこの榎田(30)だった。長崎(38)の衰えと極度の打撃不振により、開幕スタメンマスクを勝ち取ったものの、貧打に悩まされた。自己最多の118試合出場で初のゴールデングラブ賞を獲得し、守備の面ではチームに貢献した榎田だったが、なんといっても打てなさ過ぎた。特にシーズン終盤には調子を落として、北野(21)にスタメンマスクを奪われたり、2軍落ちしたりと不安の残る面も垣間見えた。年齢的にも中堅となり、打撃力の向上を見込むのも難しいだろう。何とか2割5分くらいは最低でも打ってほしいところだ。

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昨シーズン:率.187 0本 4打点 1盗塁

今シーズン:率.100 0本 1打点 1盗塁

来季年俸:1250万円(50万円DOWN↓)

榎田以上に打てなかったのはこの北野(21)である。プロ4年目の今季は昨シーズンの出場試合数を上回る37試合(昨:33試合)に出場をした。しかしながら打率1割ジャストではなかなか1軍で使うことは難しいだろう。リード面では成長を見せる反面、打撃の基礎能力がまだ上がってこないので、2割打つのも彼にとっては至難の業だろう。これだけ特能を有していもなかなか生かすことができないのは本人にとってもチームにとっても心苦しい状況だ。

 

以上、次回は26年目(2045年度)ポスティング交渉です。

パワプロ2020オーペナ(99)26年目オフシーズン(ドラフト会議)

26年目(2045年度)のドラフト会議です。

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5位指名

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高卒 大島(18) 山口県出身 評価B

パワー走力、守備力とバランスの整った高卒内野手。ミート力が極端に低いのが下位指名となった大きな要因であり、プロで活躍するためにはこのミート力の成長が必須事項になっていく。留学等でミート力の大幅な成長ができれば、総合力の高い選手になるはずだ。

 

4位指名

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社会人 高嶋(23) 和歌山県出身 評価B‐

こちらも、大島と似たような能力だ。社会人No.1外野手と呼ばれている高嶋だが、見ての通り、今季の野手のドラフトはあんまりパッとしない印象だ。この高嶋も、課題のミート力の向上という面での育成がカギとなってくる選手の一人だ。

 

3位指名

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高卒 小窪(18) 山形県出身 評価B‐

昨シーズン、捕手陣の打撃面での課題が浮き彫りとなり、育成と補強を重視していこうという方針になった。その中での捕手の指名は、高校No.1キャッチャーのこの小窪だった。ミート力は厳しいものがあるものの、それ以外は高卒にしてはまずまずといったところ。あと何か特能がついていればという期待があったもののこればっかりは指名してみないとわからないので仕方ないところだろう。この選手もミート力の強化が最優先課題だ。

 

2位指名

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社会人 有村(22) 茨城県出身 評価A‐

正直この選手が2位指名で取れたことは、いい意味で予想外だった。なぜならこの有村はエンゼルズの1位指名候補としてピックアップされていたからだ。例年であれば1位クラスの選手であることは間違いないだろう。だから、この有村が2位でしかもエンゼルズの指名順番まで残っていたということは、今年のドラフトは投手が豊作だったということがうかがえる。昨年指名した、永瀬に似て、強靭なスタミナを有している数少ない投手だ。そして150km/hに迫る速球と変化の大きなチェンジアップが武器だ。22歳ということで、永瀬よりは3歳年上で同じような能力というところは少し物足りなさを感じるが、十分戦力として計算できよう。しかしながら、現時点での適正は先発のみということなので、中継ぎの適正も挙げていかないと1軍での起用は難しいと考えられる。

 

1位指名

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大卒 玉村(22) 富山県出身 評価A

エンゼルズは悩んだ結果、この玉村を1位指名することに決めた。150km/hの速球とスライダーが持ち味、大学時代に取得したナックルと右バッターに対して外に沈んでいくスクリューボールを取得し、一気にドラフト1位指名候補にのし上がった。先発と同様に中継ぎも苦にしない器用な投手で、他球団もリストアップしていた。

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案の定、4球団競合となってしまった。

抽選の結果、

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外してしまう。

 

外れ1位としては、

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3球種持ちの高卒右腕の吉原(18)

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同じく高卒の最速158km/hを誇る高校No.1左腕の森住(18)のどちらかとなった。この時点では2位指名となった有村(22)は他球団の外れ1位として指名されることが濃厚という見立てだったため、指名を見送っている。

そして、エンゼルズが下した決断は、この森住は1位指名する球団はないだろうと判断し、吉原を1位指名するということだった。

 

1位指名

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高卒 吉原(18) 香川県出身 評価B+

高卒にしては、珍しい3球種を操り、球速もMAX146km/hと伸びのある直球をコントロールよく投げ込むことができる。入団当時の能力で言うと、現時点で次期エンゼルズのエースの永塚(33)が入団した当初の能力と非常によく似ている。

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しかし、永塚と決定的に異なる点がある、それは特能の多さだ。永塚は入団当時に素手の4つの特能を有していたのだ。あと、変化球の総変化量だ。永塚は9に対し吉原は6と少し物足りない印象だ。この吉原が将来のエンゼルズの先発候補というのは間違いないが、より永塚より成長しないと難しそうだ。

 

そして、2位指名として森住を指名しようとしていたが、楽天に先に2位指名で獲得されてしまった。そのため運良く残っていた有村を2位指名したという流れになっている。

 

他球団の動向

目当てだった選手たちはどの球団に入団したのか見てこう

第一順選択希望選手 北海道日本ハム

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大卒 玉村(22) 富山県出身 評価A

4球団競合の玉村は日本ハムが交渉権を獲得し入団が決まった。即戦力左腕として、1年目からローテーション入りを目指す。

 

第一順選択希望選手 福岡ソフトバンク

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社会人 小野澤(22) 東京都出身 評価B+

今ドラフト最多の9球団競合となった小野澤はソフトバンクに入団した。正直エンゼルズはこの選手はリストアップしていなかった。社会人で中継ぎというのはあまり補強対象ではなかったためだ。しかしながら3球種を持っていることや、追い込んだ時にギアを一段階挙げて投球するところとかは他球団からすると好材料だったのだろう。

 

第一順選択希望選手 埼玉西武

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高卒 井出(18) 愛知県出身 評価B+

夏の甲子園大会ベスト4に導いた、名門愛工大名電高校のエースが外れ外れ1位指名で5球団競合の末、西武に入団した。スタミナが課題となっており、プロでは中継ぎ一本で勝負するとのこと。他球団の1位指名が中継ぎ投手に集中している状況となっている。

 

第一順選択希望選手 広島東洋

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大卒 湯澤(21) 茨木県出身 評価A‐

4球団競合の玉村を指名し抽選で外してしまった広島は、外れ1位で湯澤を獲得した。

左のスリークォーターで少し横から放たれる速球派MAX157km/hを計測し一躍ドラフト上位指名候補に名乗りを上げた。チームとしての成績はいまいちだったものの、持ち前の尻上がりに調子を上げていく投球スタイルが高評価された。スタミナも前評判よりもいいようだ。

 

第二順選択希望選手 東北楽天

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高卒 森住(18) 鳥取県出身 評価B

楽天はエンゼルズが2位指名を検討していた森住(18)を指名順で早かったため獲得することに成功した。高校No.1サウスポーと評価される森住はリストアップ当時MAX158km/hとされていたものの、ドラフト指名後の練習試合にて自己最速の159km/h(非公式)をたたき出し、またも話題をさらった。少しシュート回転してしまう癖があるものの、決まった時には伸びのあるストレートを投げ込むことができる。不安視されているコントロールに関しても、自主練期間に若干の向上が見られたようだ。球界を代表するような速球派サウスポーに成長することを期待している。

 

以上、次回は26年目(2045年度)契約更改です。

 

パワプロ2020オーペナ(98)26年目オフシーズン(年間表彰式)

26年目(2045年度)年間表彰式です。

 

まず、シーズン終了時のメンバーを動画でご紹介しよう。


www.youtube.com

 

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個人タイトル

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リーグMVPには堀井(41)が選出され、ここ2年永塚(33)に奪われていた沢村賞も3年ぶりに獲得した。

首位打者には3年連続で梅村(37)が輝き、ここ数年の安定感をいかんなく発揮した。

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しかしながら、本塁打と打点のタイトルの獲得はDeNAの助っ人アンブラーに奪われてしまい、このタイトルがエンゼルズ以外の球団の選手が獲得するのは実に久しぶりの出来事だった。

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投手では、3年ぶりに投手四冠を獲得した堀井(41)、衰えも指摘された中での獲得は価値が大きいものだろう。しかも防御率に関しては、自身初の0点台で近代野球において異次元の数字をたたき出した。あのご意見番も「こりゃあっぱれだ。金田さんを見てるみたいだよ。自分が生きている中で、こんなのはもう見れないと思っていたから、今この瞬間に一野球人として携われてすごく考え深いねぇ」とコメントをしていた。

そして、最多セーブには元エンゼルズの大沼が初受賞し、最優秀中継ぎにはこちらも元エンゼルズの沢口が初受賞した。元々エンゼルズにいた選手たちが他球団に移籍し、タイトルを獲得するまでに成長したのは、すごく微笑ましい出来事だ。

 

投手メンバー

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タイトルを総なめにした堀井(41)だけでなく、永塚(33)や郷(33)も安定の20勝と防御率1点台をマークした。中継ぎでは、堀切(42)も安定した投球を披露し、抑えに転向した宍倉もあと一歩でセーブ王のタイトルを獲得するほどまでに見事復活を見せた。

一方、右のエースの蓮沼(42)は20勝に到達できずに14勝(7敗)にとどまった。続けていた20勝の連続記録も11年でストップしてしまった。

野手メンバー

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野手では、3番に入ってセカンドのレギュラーを獲得したホークスビー(24)は目標としていた3割30本100打点には届かなかったものの、エンゼルズの3番打者としてしっかりと自分の役割をこなしたといえよう。

6番の小滝(30)も昨年のスランプで悔しいシーズンだったが、見事3割を達成し、打点は100には届かなかったものの、きっちりと自分の仕事をこなした。

そして、開幕前の国際大会の活躍から見事スタメンを勝ち取った佃(23)は打率は2割5分程度にとどまったものの、持ち前のパンチ力を生かして初の規定打席と20本の本塁打を放った。

8番の尾藤(28)は前半戦のスランプがあったものの、その後は見事復調を果たし、自身初の3割を達成した。昨年と比べると下位打線(7,8番)の打点が倍以上になっていることから、得点力は向上したといえよう。

しかしながら、捕手の起用には今シーズンも悩まされた。今季は主に榎田(31)がスタメンマスクをかぶることがおおかったが、打率は2割に満たないかつてないほどの低打率でシーズンを終了した。何とかゴールデングラブ賞を獲得し、首の皮一枚つながったような格好だが、正直来季のスタメンはまだ約束されていない。榎田と併用で起用試合を伸ばした3年目の北野(21)であったが、これまた榎田よりも打てなかった。自慢の特能がうまく発揮されなかった。来季も正捕手問題は継続して抱えていく問題だろう。

 

投手ランキング

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防御率は驚異の0点台で41歳とは思えない投球を見せた堀井がダントツの成績を残した。先発転向した十文字(33)も2.13としっかりと結果を残した。

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勝利数も26勝は自身最高の記録となった堀井はどこまで勝ち続けるのだろうか。

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今年は堀井の年だった。しかし、HQS率2位には十文字がランクインした。これは評価すべきポイントだろう。

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堀井はWHIPも唯一の0点台で異次元の投球を見せつけた。昨年まで2年連続で沢村賞を受賞していた永塚がかすんで見えるほどだ。

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今季は勝利の方程式を崩して挑んだ。結果これが堀切の登板数を増加させ、タイトルまであと一歩のところまでだった。衰えは見えているが来季も現役続行が濃厚の堀切に久しぶりのタイトルを取らせてあげたいところだ。

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新守護神となり、背水の陣で挑んだ宍倉は持ち前の威圧感が功を奏し、こちらもタイトルまであと一歩のところまでだった。来季も守護神としてマウンドを守る。

 

野手ランキング

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首位打者争いは最後の最後までもつれた、梅村(36)が見事首位打者を死守して面目を保った。来季は圧倒的な数字で自身3度目の三冠王を目指してほしい。

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本塁打、打点では久しぶりのタイトル獲得なしだった。来季こそは復活を期待したいところだ。

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なんと盗塁王にはソフトバンクの日吉が初受賞を果たした。梅村は悔しい1個差でタイトルをのがしてしまった。この悔しさは来年に倍返ししてほしいところだ。

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OPSは相変わらずの安定感を見せた梅村。史上最強スラッガーはまだまだ高みを目指す。

ベストナイン

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投手部門:堀井(41)3年ぶり9回目

一塁手部門:平井(37)3年連続14回目

二塁手部門:ホークスビー(24)初受賞

三塁手部門:小滝(30)2年ぶり3回目

外野手部門:梅村(36)5年連続13回目

 

ゴールデングラブ賞

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投手部門:永塚(33)3年連続6回目

捕手部門:榎田(31)初受賞

一塁手部門:平井(37)15年連続15回目

三塁手部門:小滝(30)4年ぶり3回目

 

受賞した選手の皆様、おめでとうございます!

 

以上、次回は26年目(2045年度)ドラフト会議です。

パワプロ2020オーペナ(97)26年目後半戦~シーズン終了

26年目(2045年度)後半戦です。

 

今季初スタメン

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特能もりもり高卒ルーキーの北澤(18)が2番ライトで今季初スタメンとなった。外野陣の調子がいまいち上がってこない中、新戦力を試したいという意向で昨年のドラフト指名選手の中で一番乗りの1軍での試合出場となった。

 

ノーヒットノーラン達成

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そして、この試合に先発した堀井(41)がノーヒットノーランを達成した。

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そしてこの試合で記念すべき300完投も記録した。ノーヒットノーランは以外にも初だった堀井は、「意外と思われるかもしれませんが、初めてでした。7回ぐらいから意識してました。すごくドキドキしました。うれしいです」とコメントを残した。

 

お帰り尾藤

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長かったスランプから尾藤(27)がようやく帰ってきた。ここからは欠場していた倍以上しっかりと働いてもらおう。

 

中堅の限界突破

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今季、なかなか波に乗り切れずにいた樋渡(28)が自身の能力の限界を突破した。まだまだ成長が見込めることはいいニュースだ。

 

レジェンドの終わりが

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レジェンド池谷(46)のアベレージヒッターが消失してしまった。2年連続で3割を達成できていない池谷、今季も3割を切ってしまっているので致し方ないところだろう。昨年引退をした馬渕もアベレージヒッターがなくなってから一気に打率が下がりそのまま引退に追い込まれた。このレジェンドは運命に抗うことができるか。

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9/26に永塚(32)が通算300勝を達成した。

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ここまで21勝(1敗)で防御率も1.67と抜群の安定感を残している。33歳での達成は、球団史上最速となった。

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そして、10年連続20勝といううれしいおまけつきだ。ここ3年間は永塚は手を付けられない状態になっている。2年連続の沢村賞最優秀防御率最多勝に輝き、右のエースの蓮沼(40)の牙城を崩しにかかっている。左のエースの堀井(41)も高齢化からの衰えが始まっている。エンゼルズの時期エースはこの永塚が一番近いだろう。

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レジェンドの引退試合

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今季限りでユニフォームを脱ぐ決断をした元祖エンゼルズの守護神、澤﨑(43)の引退試合が決まった。

 

引退試合

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そして、きたる10/6巨人との19回戦、長きにわたってエンゼルズを支えてきた、守護神の引退試合が取り行われた。

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心身ともに限界だった。この常勝軍団のクローザーを守ってきた。しかも大きなけがは一つもしていない。まだやれるだろうという声も多く聞かれたが、澤﨑の決意は固かった。「抑えれなくなったらマウンドを降りる。そう心に誓ってやってきました。もう抑えれなくなりました。他のちーむではどうかなんて僕には関係ないことです。このチームでやること、このチームの守護神だから意味がある」そういっていたのは去年の契約更改だった。そこから8か月、澤﨑はここまで1軍に呼ばれることはなかった。2軍でも満足に抑えられなかったからだ。海老澤監督は何度も2軍球場に足を運び、澤﨑の状態を確認しに来た。そして、そのたびに「今年最後だから、1軍でやらないか?」と海老澤監督が澤﨑に打診をしたようだ。しかし澤﨑は「監督、最後だからって何ですか?僕はプロ野球選手なんですよ。最後だろうが、なかろうが、結果の出せないやつが1軍の試合で、ファンの前で投げたらだめなんですよ、プロ失格なんですよ。だから引退試合も本当は申し訳ないって思いますよ。この1試合でもしかしたら人生が変わるヤツが出るかもしれない。そんな機会をこのおいぼれが奪うかもしれないって思うとなんかね」しかし、日本最多セーブの記録を持つ澤﨑が引退試合なしで引退するのはファンに失礼だということで、1試合だけ特別に設けられた。

引退試合だというのに8回まで0-2と巨人にリードを許してしまう展開。どうせなら、リードしている場面で澤﨑を投入したいところで、

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主砲平井(38)が39号の超特大の逆転3ランホームランを放つ。これでお膳立てができた。

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そして、プロ野球史上2人目の通算2000打点を達成した。1位は王貞治氏の2170打点。とうとう王氏の記録が見えてきた。そして、この男がプロ野球人生最後のマウンドへ上がる。

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ここまで積み上げてきたセーブ数は607、もちろん歴代1位の記録だ。

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まず、伝家の宝刀スローカーブで三振に切って取る。スローカーブも100km/hに満たないが、これぞベテランの投球術だ。

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しかし続く6番バッターに甘く入ったスライダーを捉えられ、

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白球は無情にもレフトスタンドへ突き刺さった。それでも澤﨑はすがすがしい表情だった。

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後続はきっちり抑えて、失ったのはホームランでの1点のみだった。

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チームは逃げ切り見事、澤﨑の引退試合を勝利で締めくくった。

引退セレモニー

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花束贈呈は、同期入団の池谷が行った。

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高々と花束を突き上げる澤﨑。その表情には悔いはなく清々しい様子だった。

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メジャーに行きたいと何度もポスティング権を行使しては却下され続けた、澤﨑。そのたびに自分という存在意義を自問自答したという。しかし、その決断は、日本最強のストッパーという称号をもたらし、名実ともにレジェンドとなった。

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プロで25年間弱小時代からエンゼルズを支え続けた、澤﨑の通算記録を見ていこう。

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2021年ドラフト5位で入団した、澤﨑は入団1年目から1軍で中継ぎとしてプロ野球人生をスタートさせた。

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1年目はフル回転で117イニングも投げることになった。当時の投手陣は数が少ないということもあり、澤﨑にとってはこの年が一番投球回の多い年となった。

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2年目もフル回転だった澤﨑だが、3年目から守護神を任されることになると28セーブを挙げる活躍を見せる。4年目には初のセーブ王を獲得するが、安定的な投球とまでは言えず、防御率が4点台と精細を欠いた。翌年も自身ワーストの5.70と澤﨑を守護神として起用し続ける当時の監督に批判が殺到した。それでも2027年には0.65と抜群の安定感を残して守護神としてレベルアップした姿を見せた。そして低年俸に不満を漏らし、FA宣言をした。倍増近い年俸を獲得した澤崎だったが、翌2028年には4.76、14セーブと一時守護神を外されることもあった。

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常勝軍団としてチームが安定して勝利を挙げる中、澤﨑の登板数も減ったり、増えたりと安定しない中で、出場した時はきっちり仕事をこなすというスタンスで、セーブ数を積み上げてきた。

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40代になっても防御率0点台を2回記録するなど、守護神としての地位を確実なものにした。41歳の2043年に素晴らしい成績を残して、42歳のシーズンを迎えた2044年、思うように球がいかない。オープン戦でも調整不足からか、打ち込まれる場面も目立った。しかし、シーズンに入ればきっちりやってくれるだろう。皆そう思っていた。でも一度狂った歯車を修正できるほどの力は澤﨑には残っていなかった。何とか通算600セーブを達成したものの、限界だった。

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セーブ王には5回、日本シリーズMVPには抑え投手では珍しい2回も受賞している。

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同期入団で現役なのはフリーダムズの野々垣と、レジェンド池谷の2人だ。野々垣もここ数年登板機会がないので、今季もしかしたら引退してしまうかもしれない。池谷も時間の問題だ。

25年間ほんとうにお疲れさまでした。

 

日本シリーズ

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4勝1敗で18年連続の日本一に輝いた。

 

以上、次回は26年目(2045年度)オフシーズンです