パワプロ2020オーペナ(96)26年目シーズン前半戦振り返り
26年目(2045年度)シーズン前半戦の振りです。
まず、前半戦終了時のメンバーを動画でご紹介しよう。
スランプのに陥った、尾藤と磯貝は後半戦の開幕には間に合いそうになさそうだ。代わりに入ったベテランの中道が3割越えの打率を残して、見事に穴埋めをした。
正捕手になりかけていた、榎田だったが、打率は2割を切る散々な結果となった。正捕手の座はまだおわづけのようだ。
順位は首位で、負け数も昨シーズンよりは改善されているようだ。今季は比較的よく打ててる方だと思われる。
投手ランキング
防御率では、ここ2年永塚(33)にトップの座を奪われていた堀井(41)が唯一の0点台でダントツの1位となっている。
勝利数でも、リーグ1位の16勝をマークしている。今季先発転向をした十文字(32)も10勝(3敗)とまずまずの成績をここまで残している。
QS率、HQS率ともに堀井がリーグトップとなり、やはりHQS率が高いと勝ち星が多いことは納得できる結果だろう。
ホールドポイントでは、久しぶりの前半戦1位となった堀切(42)この調子で久しぶりタイトル獲得なるか。
セーブポイントでは、今季から守護神に抜擢された宍倉(37)が前半戦1位の20セーブを挙げた。防御率はいまいちだが、抑え転向でいきなりタイトル獲得へ後半戦に期待がかかる。
WHIPでは堀井が0.79とここ数年で言うと驚異的な数字を残している、永塚も.095と球界トップクラスの水準ではあるが、今季に関して言うと、堀井と永塚の差はかなり大きいものとなっている。
野手ランキング
前半戦の首位打者は小滝(30)だった。昨年のスランプでの経験を活かし、調子が悪くてもヒットが打てる打者へと成長を遂げた。自身初の打撃タイトルへ向けて後半戦もこの調子を維持したいものだ。
本塁打では、なんと平井(38)が前半戦18本塁打しか放てず、前半戦リーグ8位タイと不振にあえいでいる。トップのアンブラーにダブルスコアをつけられているこの状況で、後半戦逆転の本塁打王への道のりは険しそうだ。3位につけている梅村(37)も25本塁打とトップと10本以上離されてしまっている。後半戦への巻き返しができるか。
打点では状況は苦しい。助っ人外国人3人に負けて4位で小滝の69打点という前半戦の成績た。通常なら、80打点近く上げていてもおかしくない梅村や平井が軒並み打点を稼ぐことができなくなっている。昨シーズンよりは得点力がマシにはなった印象だが、個人としてみたら、まだまだだといったところだろうか。平井に至っては、本塁打が少ない影響もあってか、59打点と過去にない打点数の少なさで前半戦を終えることになってしまった。
しかし、9位には今季から指名打者のレギュラーを獲得した佃(23)が54打点を稼いでいる。下位打線の得点力は向上しているようだ。
OPSでは横浜の助っ人アンブラーがトップの1.097をたたき出した。2位には梅村で1.060で、まずまずの結果を残している。しかしトップ3常連だった平井の名前が、トップ10にも入っていないことはかなり平井は深刻な打撃不振に陥っている可能性が高い。スランプにはなっていないものの、あまり調子がよくないことがこの数字から見て取れる。
盗塁では3年連続のタイトルがかかる梅村がここまで27盗塁でトップをひた走っている。2位との差は4つで安心はできない状況だ。一方レジェンド池谷(47)は前半戦18盗塁でリーグ5位タイとなっている。本人も盗塁王のタイトルへのこだわりはもうないといっている通り、無茶なことはしないようにしている。成功率もトップ10入り選手の中でダントツ最下位の.439となっている。アウトになる機会も多いのであんまりもう走らない方がいいのではないかというファンの声もちらほらあるぐらいだ。
以上、次回は26年目(2045年度)後半戦です。
パワプロ2020オーペナ(95)26年目シーズン開幕~前半戦終了
26年目(2045年度)シーズン開幕です。
まずは、動画で選手を紹介しよう。
2番にはベテランの中道(38)に代わって、昨シーズンにプチフィーバーを果たした、樋渡(28)が開幕レギュラーの座を勝ち取った。
気になる3番には、3年目の助っ人外国人ホークスビー(23)が大抜擢された。し烈なセカンドのレギュラー争いの中で、オープン戦で調子のよかった助っ人に白羽の矢が立った。
そして、指名打者にはこれまた予想外の3年目の二刀流、佃(23)がレギュラーを勝ち取った。決め手は国際大会での活躍だったとのことだ。打率3割をマークし本塁打も2本放つなど、侍ジャパンの優勝に大きく貢献した。
そして、正捕手争いには榎田(30)が開幕レギュラーの座を勝ち取った。こちらも国際大会での4割越えの打率で文句なしで選ばれる形となった。
投手陣では、なんと宍倉(36)がレジェンド澤﨑(42)からバトンを引き継ぎ、守護神を任されることとなった。そして、空いた人枠の先発には昨年セットアッパーを務めた十文字(32)が選ばれた。他にも若手の有望株がたくさんいたが、十文字の特能の多さがやはり1年通してみたときに安定感が出るだろうという首脳陣の判断だった。
海外留学選手帰国
レジェンド池谷(46)の衰えが著しい中、後継者として期待されているのがこの君塚(25)だ。入団3年目でここまでこれといった成長はなかったのでミート力とパワーの向上が期待されていたが、肩と捕球の微増というなんとも言えない成長にとどまってしまった。
田原(27)は6年目の先発投手だ。スタミナを大きく伸ばして帰ってきた、彼に関してはまずまずといったところだろう。
手痛いスランプ
昨シーズン大ブレイクを果たした尾藤(27)がスランプに陥ってしまった。そんなに悪い成績でもないのだが、少しの感覚のズレみたいなものがスランプになってしまう。選手管理も大変だ。
またまたスランプ
昨シーズン、あと一歩のところで盗塁王を逃してしまった磯貝(26)は何と開幕レギュラーの座を奪われてしまった。しかし、尾藤のスランプ等で出場機会をもらいながらレギュラーの座を奪おうとしていた矢先にまたまたスランプで戦列を外れてしまった。
ドラフト指名選手能力判明
5位指名
走力が思ったほどなかったことから並以下の選手となってしまった、甲子園優勝校の1番バッター。これからどのように成長していくのかが、彼の今後の野球人生に大きくかかわってくるだろう。
4位指名
特能もりもりの北澤は肩が少し弱かったが、それよりもミート力が評価以上だったことは、大きなプラス材料だろう。来年の海外留学に先行して選ばれることとなった。
3位指名
怪物と称された選手だが、怪物らしからぬ低能力は少し気になるところだ。
2位指名
なんと、田谷はキャンプとこれまでファームでのトレーニングにより4球種を操る変化球投手に化けた。これからの成長に期待がかかる。
1位指名
やはり甲子園優勝投手はすごかった。キャンプでは新球種のスライダーを取得し、オープン戦でもまずまずの成績を収めて、開幕ローテーションまであと一歩のところまで来ていた。しかし、佃の野手起用での1軍投手枠を使ってしまったののと、先発の1枠が十文字に決まったことにより、まだ1軍昇格とはなっていない。ファンも早く永瀬の1軍デビューを心待ちにしている。近い将来1軍のマウンドで躍動する姿が見られるだろう。
以上、次回は26年目(2045年度)前半戦の振り返りです。
パワプロ2020オーペナ(94)25年目オフシーズン(国際大会)
25年目(2044年度)の国際大会です。
前回の国際大会では、決勝戦でオランダに惜敗してしまい、準優勝となった。今回はその雪辱を果たしたいところだ。
メンバー紹介
投手陣では、二刀流の佃(23)や飯尾(25)といった若手が選出された。麻生(28)や板橋(27)、荻窪(27)らはエンゼルズでの1軍経験は少ないものの、ポテンシャルを評価され代表入りとなった。そして今回の侍ジャパンのエースとして期待されるのが、永塚(33)だ。若手中心で組まれた今大会で長きにわたりジャパンのエースとして君臨し続けてきた堀井や蓮沼は代表引退をしたので、この永塚が投手最年長として、侍ジャパンを引っ張っていく。
一方野手では、平井(38)や梅村(37)は高齢のため代表辞退が濃厚だったが本人の強い希望により代表入りとなった。前回の準優勝という結果が彼らの中で何か煮え切らないところがあり今回こそ優勝をしたいという強い気持ちがうかがえる。
宿敵の相手といきなり対戦
運命のめぐりあわせだろうか、1次ラウンドで前回優勝国のオランダといきなり激突することとなった。予選とはいえここで負けてしまうとオランダがさらに勢いづいてしまうのでここは何としても倒しておきたいところだ。
前回同様、4番のバシッチや、5番のオールウィンなど日本で活躍する選手がクリーアップを務める。
そして、大事な開幕戦にはエンゼルズの飯尾(25)が任された。永塚(33)とのうわさもあったが、ここは新たな戦力に期待したいという現れだ。
初回の侍ジャパンの攻撃、1番に入った小滝(30)が初球を捉え、レフトスタンドへ先頭打者ホームランを放つ。
オランダの出鼻を見事に打ち砕いた。
梅村にも一発が出て、3-2で見事勝利を収めた。
初戦をものにした侍ジャパンはそのまま勢いに乗り、見事予選1次ラウンド3連勝で1位通過を果たした。前回優勝のオランダはまさかの3連敗で予選敗退となってしまうなど波乱の展開となった。
対するグループBでは強豪アメリカとドミニカが決勝トーナメント進出を果たした。アメリカは強力な打撃陣が爆発し、3連勝を果たした。
準決勝ではグループBの2位ドミニカ共和国との対戦となった。
こちらはカッティングがチームを引っ張ると思われたが、ここまで打率1割にも満たないという絶不調の状態。このまま眠っていてほしいものだ。
しかし、終盤に痛恨の逆転3ランホームランを浴びてしまう。
それでも、怒涛の追い上げを見せて、10-9で侍ジャパンが劇的な逆転勝利を収めて決勝に進出した。
決勝戦は、なんとアメリカではなく、オーストラリアとの一戦となった。
オーストラリアの5番のアンブラーも日本球界で活躍する助っ人外国人の一人だ。
試合はもつれにもつれたが、見事侍ジャパンが優勝を果たした。
見事世界一の座を取り返した。
ベストナインには榎田や、小滝、梅村らが選ばれた。
榎田はチームトップの打率.444をたたき出した。前回大会三冠王に輝いた尾藤も.421と安定的な成績を収めた。リベンジに燃えていた、梅村と平井は個人的な成績で見ると悔しい結果となってしまった。しかし、優勝したので、今大会限りで代表は引退ということとなった。そして二刀流の佃も3割を放つなどまずまずの成績を収めた。
以上、次回は26年目(2045年度)シーズン開幕です。
パワプロ2020オーペナ(93)25年目オフシーズン(その他)
25年目(2044年度)オフシーズンのその他です。
殿堂入り
シーズン前に今季限りで引退した馬渕と荻原が野球殿堂入りを果たしたというニュースが入ってきた。
荻原は2022年度のドラフト4位でエンゼルズに入団した。
入団時から高校No.1投手との呼び声が高く、すでに完成されたような能力だった。
ちなみに同期入団のドラフト1位の米原は、のちに出でくる谷岡とはし烈な正二塁手争いを繰り広げた選手だ。ドラフト10位には、のちの球界のエースにまで上り詰める現エース堀井(41)の名前もある。荻原は将来のエース候補として期待された。
1年目から4年目までは主に中継ぎや谷間の先発な祖をこなしながら、着実に成長していった。そして、5年目の2027年から本格的に先発を任されると、9年連続2桁勝利を挙げるなど怒涛の活躍を見せた。
そして、2029年シーズンに海外留学に派遣されると、基礎能力を大きく向上させパワーアップして帰ってきた。
入団時からみても一回りも二回りも大きくなり、チームのエース格までに成長を遂げた。
そして2031年には自身初の最多勝、最高勝率のタイトルを獲得しベストナインにも選出され、エンゼルズでの絶頂期を迎えた。
日本シリーズでは、優勝のかかるマウンドを任され、
有原選手との投げ合いに制し見事胴上げ投手となった。
そして、自身初となるベストナインにも選出された。
しかし、選手としても全盛期を迎えていた荻原だったが、翌年2032年シーズン途中転機が訪れる。
なんと、トレードによりソフトバンクに移籍することが決まったのだ。
ソフトバンクでは1年間のみのプレーだったものの、しっかりと存在感を示した。
よく2033年にはFA宣言をし、中日に在籍。在籍1年目には最多奪三振のタイトルを獲得し中日在籍4年間で3度の二けた勝利を挙げた。
そして、2037年にはオリックスに移籍し、ここでもチームのエース格として活躍をした。
そして2041年のオフにオリックスから戦力外通告を受けると、古巣エンゼルズへの電撃復帰となった。主に後輩の育成というコーチ的な役割だったため、出場機会こそ少なかったものの、通算172勝は立派な成績だった。
荻原は引退会見で、
「本当に楽しいプロ野球人生でした。移籍した時の夢はエンゼルズと日本シリーズで戦うことでしたが、それはかないませんでした。でも今こうやって最後にエンゼルズのユニフォームを着てプロ野球人生を終えることができて本当に幸せでした」
本当にお疲れさまでした。
もう一人殿堂入りを果たした選手がいる。
言わずもがな、皆さんお待ちかね、史上3人目の3000本安打を達成した馬渕だ。
2023年のドラフト2位でエンゼルズに入団した。
九州の怪物と称され当時の大学No.1スラッガーの呼び声高い選手だった。この当時のエンゼルズは大砲不足と騒がれ、チームも万年最下位で、スラッガー候補の獲得をしていたものの、これといってパッとしなかった。その中で間違いない選手だと評価が高かったのがこの馬渕であった。
同期入団には現監督の海老澤や、エンゼルズ初のメジャーリーガーの谷岡などといったのちに球界に名を残す選手たちが勢ぞろいだった。
ルーキーイヤーからエンゼルズの第7代目4番打者に抜擢されると、その年の新人王を獲得し、これから馬渕がチームを引っ張っていくのだろうと誰もが予想した。
2年目に27本塁打を放ちスラッガーへの道を走り始めたかに思われたが、翌2026年は海外留学の影響でシーズン合流が遅れたこともあり13本塁打にとどまった。
しかし、能力を見てもらえればわかるが、もうすでに一流のバッターへと成長を遂げていた。
2027年に自身初の3割30本100打点をマークし初の打点王に輝く。ここから勢いに乗れるかと思われたが、翌年2028年は21本と中距離バッターのような成績に終わってしまう。しかしここから馬渕が覚醒をする。2029年には球団初の40本塁打で自身初の本塁打王のタイトルを獲得、2032年にはこれまた球団初の50本塁打を達成し、本塁打と打点の二冠王に輝いた。
その後も安定した成績を収めて、2034年~2039年まで6年連続で3割30本100打点を達成した。
2034年から4番を平井に任せることによって、安定した打撃を獲得することができた。
のちにインタビューで馬渕はこう語っている。
「最初4番を外されたときは、なにくそって思いましたけど、平井のバッティングを見たら、これはかなわないなっていい意味で肩の荷が下りたんですよ。常勝チームとなったエンゼルズの4番は打たないとバッシングがすごいですからね。これまでそういう重圧に耐え続けてきて、一時期自分のバッティングを見失いかけたんですが、当時の監督から、好きに打てと言われて3番に入ったことは、今になって思うとよかったなって思います」
39歳で迎えた2040年シーズン。ここで3割30本100打点の連続達成が途切れてしまう。
かつてのように軽々とスタンドを超える打球を放てなくなってきた馬渕はここで自身の引退を考え始めたという。
そして、再起をかけて挑んだ2041年シーズン。彼に待ち受けていたのは極度の打撃不振であった。
5月にスランプに陥り、初の2軍落ち。その後約2か月間ファームで若手選手らと汗を流した。
そして、3番に復帰し最終的に111試合の出場を果たしたものの、本塁打、打点ともに入団1年目以来最低の成績でシーズンを終えることとなった。40代でのベストナインという夢にも届かなかった。
その後は、若手の台頭もあり、出場機会を減らしていった馬渕であったが、現役最終年の今年についに偉業を達成する。
レジェンド池谷と世界の安打製造機、張本勲氏に次ぐ史上3人目の3000本安打達成である。先日3000本安打のインタビューをお伝えしたので、ここでは割愛させていただくが、これは球史に残る出来事だった。
本塁打王3回、打点王4回、ベストナイン11回、MVP3回とエンゼルズを常勝軍団たらしめたのはこの馬渕がいてからこそだっただろう。この選手がいなければエンゼルズの優勝はもっと先の出来事だっただろうし、彼にはほかの選手たちを巻き込む力を持っている。令和の三冠王梅村やエンゼルズ現4番の平井も馬渕の野球に対する姿勢を見習い、まねてきた。そして何より野球人として馬渕を慕っていた。馬渕のそういう人柄が彼らがレジェンドの階段を上り続けている証なのだろう。
通算本塁打568本は元ダイエーの門田氏を抜いて、歴代6位の記録だ。
打点は1897打点で、歴代4位。それ以外でも歴代トップクラスの選手だった。
21年間大きなけがもなくここまで走り続けた馬渕は引退して少し休みたい気持ちもあると思うが、来季からは2軍の打撃コーチとしてエンゼルズの若手の育成に勤しむ。
本当に荻原選手、馬渕選手、長い間お疲れさまでした‼
以上、次回は25年目シーズン開幕前のWBCです。
パワプロ2020オーペナ(93)25年目オフシーズン(ポスティング交渉・その他)
25年目(2044年目)のポスティング交渉です。
自身三度目のポスティング権行使。36歳になりベテランの域に入ってきた梅村が自身の夢をあきらめきれずに夢を語った。今シーズンは2年連続の盗塁王にも輝き、当たり前化のようにトリプルスリーを毎年達成している。球界ナンバーワンスラッガーだ。
シーズン途中に得点圏での苦手を克服したと思われたが、シーズン終了になり確認をしたらまたチャンスに弱くなっていた。ここ数年自身のメンタルを克服しようと努力しているが、なかなか思うようにならないことは本人も自覚していた。それでも及第点ともいえる40本塁打を達成し最低限の役割は果たした。
アメリカ球界の梅村に対する評価は依然高いままで、ヤンキースは年々すごみを増しているとの評価だった。昨年は年齢のことを気にしている趣旨の発言があったものの、もし彼が40歳になってもまだこの成績で、メジャーに来れるような環境ならば、獲得するかもしれないとの発言もあった。それほどこの梅村という男の魅力に誰もが虜になっているということだろう。
しかしながら、エンゼルズは依然としてポスティング権の行使を認めなかった。梅村も毎年のことのように思っていたが、「言わないとあきらめたと思われるから、常にその気持ちを持っているということは伝えるべきだと判断しました。叶うかどうかわからないけど、世間の方がどう思っているかはいろいろあるとは思いますが、その姿勢はブレずに持ち続けていきたいです。毎年そう言えるような成績を残していきたいです」と語った。来季もエンゼルズでプレーすることになった梅村にとって来年以降毎年勝負の年だと位置づけて戦っていく姿勢を見せた。
自由契約交渉
日本球界2年目で飛躍の年と誓ったホークスビーであったが、結果としては物足りなさすぎる成績となった。二塁手のレギュラー争いの中でこのホークスビーも筆頭株だったが、与えられたチャンスをものにすることはできなかった。来季も、比嘉、浜崎とのレギュラー争いとなるだろう。23歳にしては間違いのない身体能力だ。あとはきっかけさえつかめば一気にレギュラー奪取できる力は持っている。
こちらも2年目のクロスビーだが、バックアップ要因としての再契約となった。彼の魅力はすべての能力が高水準だということだ。代打でも代走でも守備固めでも器用にこなすことができるユーティリティさが売りの選手だ。基本的にはベンチ要因となるが、今季のように磯貝やほかの選手がスランプになった時はこのクロスビーが穴を埋める役割を果たしてもらう必要がある。海老澤監督はその力も十分に持っていると判断した。
ご覧の選手たちが来季の契約を勝ち取った。中堅右腕の安田はフリーダムズに移籍が決まった。また、黄金ドラフト世代の一人、水尾はソフトバンクからフリーダムズに移籍し再起を図る。
以上、次回はシーズン前の国際大会です。
パワプロ2020オーペナ(92)25年目オフシーズン(契約更改)
25年目(2044年度)の契約更改です。
梅村(36)が自身3度目のポスティング権の行使をした。本当にこの年齢になっても、メジャーの夢を捨てきれない三冠王。相変わらずメジャーでの評価は下がらずに、あのヤンキースも獲得したいという意向を示している。あとはエンゼルズがOKというかどうかということだが。
契約更改
今シーズン:20勝3敗 防御率 2.16 タイトル:最多勝、最多奪三振
来季年俸:15億円(複数年契約2年目、現状維持)
左のエースは相変わらずの20勝を達成したが、防御率で少し不安が残る結果となった。来季で41歳になる堀井も少しずつではあるが、衰えが見えてきている。持ち前の特能で何とかこの成績を維持していきたいところだ。
昨シーズン:24勝1敗 防御率1.25
獲得タイトル:沢村賞、最多勝、最優秀防御率、勝率第一位、最多奪三振、B9、GG
今シーズン:20勝5敗 防御率1.29
来季年俸:15億円(3年契約、2億円UP↑)
打線の援護に恵まれなかったので、5敗を喫してしまったが、防御率では前年と変わらない結果を残した。2年連続の沢村賞も獲得し、球界のエースとしての階段を着実に歩んでいっている様子が見て取れる。永塚も苦しいときもあったものの、中堅と呼ばれる年齢に差し掛かり、ようやく安定した結果を残せるようになってきた。
昨シーズン:率.318 41本 135打点 獲得タイトル:B9、GG
今シーズン:率.308 46本 143打点 獲得タイトル:本塁打王、打点王、B9、GG
来季年俸:13億円(3年契約2年目、現状維持)
本塁打王と打点王のタイトルを奪い返した平井(37)はほっとした表情で契約更改に挑んだ。来季も助っ人外国人に負けないような結果を残してほしい。
昨シーズン:21勝3敗 防御率1.98 獲得タイトル:なし
今シーズン:20勝3敗 防御率1.85 獲得タイトル:最多勝、勝率第一位
来季年俸:12億円(2億円UP↑)
10年ぶりとなる最多勝と、6年ぶりの勝率第一位のタイトルを獲得した。どちらも同率の獲得だったので、蓮沼の心情はどうかわからないが、正直タイトルからかなり遠ざかっていた、右のエースにとってはうれしいことだろう。来季は42歳となり、左右のエースともに高齢化が進んでいることは、正直不安材料だろう。蓮沼自身も身体の衰えが指摘されているので、若手の投手陣の育成が急務だろう。
昨シーズン:20勝4敗 防御率:2.21 獲得タイトル:なし
今シーズン:18勝4敗 防御率:2.05 獲得タイトル:なし
来季年俸:8億5000万円(3年契約2年目、現状維持)
昨シーズンより、少し勝ち星を減らしてしまったが、防御率は良化させていた。郷に対する評価は変わらず高いままだ。
昨シーズン:率.277 2本 34打点 29盗塁 獲得タイトル:B9
今シーズン:率.296 2本 36打点 40盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:7億8000万円(5年契約4年目、現状維持)
レジェンドは2シーズンぶりの全試合出場を果たした。盗塁数も40をマークし、復活を印象付けた。しかしながら、10年連続で獲得していたベストナインのタイトルは元同僚の巨人のヒューズに奪われてしまった。オールスターにも出場できなかった。高齢ということもあり、監督推薦を断ったという話もあるが、ファン投票で出場できなかったのは久しぶりだ。遊撃手による出場自体も正直厳しいものが出てきた。守備範囲は狭まり、肩もかなり衰えている。平凡なショートゴロもセーフにしてしまう場面も目立っている。海老澤監督は遊撃手での起用をしようと考えているが、本人の負担も考えて、二塁手にコンバートするという案も出ているが、果たしてどうなるか。
昨シーズン:20勝3敗 防御率:2.34 獲得タイトル:なし
今シーズン:12勝11敗 防御率:2.82 獲得タイトル:なし
来季年俸:3億5000万円(3億円DOWN↓)
20勝の漢がここで脱落した。前半戦も調子は良くなかったものの、負けはそこまで多くなかったものの、後半戦には本来の投球を披露してくれると考え、起用を続けていたが、よくなることはなく、負けが先行しだし、結局11敗を喫してしまった。入団から、ここまで、絶対的なチームの先発としてここまでやってきた宍倉も来季20年目の37歳になる。海老澤監督は正直後半戦はこの宍倉を先発から外そうと考えていた。しかしこの男の底時からを期待してシーズン終了まで起用を続けた。その期待に応えることができなかった。海老澤監督は来季の宍倉の起用法については少なくとも先発起用はないと明言をしている。引退するにはまだ早い。移籍という話もない。となれば、中継ぎもしくは抑えでの起用ということが考えられる。抑えには大泉が後半戦結果を残した。どちらにせよ20年目のシーズンはし烈な競争が予想される。
昨シーズン:0勝1敗 4HP 24S 防御率:0.68 獲得タイトル:なし
今シーズン:1勝4敗 2HP 9S 防御率:6.75 獲得タイトル:なし
来季年俸:4億5000万円(引退慰留、現状維持)
こちらも絶対的な守護神として開幕当初期待されていた澤﨑(42)だが、5月までに救援失敗が4回もあり、防御率は見ての通り6点台。登板する試合毎試合で失点を重ねた。元々、少ない球数で勝負するというよりはうまく球を散らして打ち取っていくスタイルだっただけに、コントロールが定まらずに球数を要してしまい、スタミナ切れで甘く入ったボールを痛打されて失点という場面が多かった。球速も140キロ出せなくなってきて、力もない。600セーブの日本の守護神にも引退という二文字が現実味を帯びてきた。ファームでも思うような成績が残せず、それから1軍に呼ばれることはなかった。そして、引退を申し出たが、海老澤監督は却下し、来年もう一回見つめなおせという意味で引退を引き留めた。身体の衰えを止めることはできない。でも、考え方は変えることはできる。そういいたかったのであろう。来季日本の守護神は、どこまで意地を見せることができるかが注目される。
昨シーズン:率.312 11本 72打点 0盗塁 獲得タイトル:最多安打
今シーズン:率.259 2本 32打点 0盗塁 獲得タイトル:なし
今季年俸:2億円(2億円DOWN↓)
開幕スタメンで当たり前のように起用されていた中道(38)であったが、まったく打てなかった。当たり前のように打てていたヒットが打てなくなっていた。気づけば2軍で汗を流していた。38歳のベテランが、ファームで若手と一緒に練習していたのだ。元々練習の鬼だといわれた中道の練習量は若手が引くほどだった。トレーナーも止めに入るほど練習をしていた。ここで負けるわけにはいかないと、自分に言い聞かせて何度もバットを振った。馬渕さんが教えてくれたように自分もそうすると。1軍には戻ってきたものの、若手の台頭もあり、レギュラーには戻ることはできなかった。来季は初心に帰ってレギュラー奪取を目指す。
昨シーズン:3勝1敗 22HP 1S 防御率:1.93 獲得タイトル:なし
今シーズン:4勝1敗 21HP 2S 防御率:1.04 獲得タイトル:なし
来季年俸:4億円(2000万円UP↑)
とうとうこの男が、4億円の大台に達成した。中継ぎ一筋19年。長い間エンゼルズの不動のセットアッパーとして君臨してきた。中継ぎは稼げないという郷の言葉、そうかもしれないけど、中継ぎという仕事に誇りを持ってきた。それが認められた瞬間でもあった。41歳になってもなお、140キロ中盤のストレートを放り込み、打者を詰まらせる投球を披露している。澤﨑は42歳のシーズンで大きく成績を落とした。堀切はどうか。そして、長年支えてきた中継ぎ陣の布陣も見直す時期に差し掛かっているだろう。
昨シーズン:率.315 26本 110打点 24盗塁 獲得タイトル:B9
今シーズン:率.263 22本 62打点 16盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:1億8000万円(1億2000万円DOWN↓)
本人希望額よりも大幅な減額で契約更改を行った小滝(29)。更なる飛躍を誓って臨んだ今シーズンは開幕5番を任されて、梅村、平井に次いでの中心選手となるはずだった。しかし、スランプによる約1か月間の離脱、戻ってからも本調子とは言えない打撃が目立った。それでも守備のうまさは一級品なので、正三塁手の座は奪われなかった。タイトルも獲得なしに終わり、悔しさだけが残るシーズンとなった。来季巻き返しを図る。
昨シーズン:率.229 12本 56打点 獲得タイトル:GG
今シーズン:率.224 6本 32打点 獲得タイトル:GG
来季年俸:6000万円(6000万円DOWN↓)
長崎にも世代交代の波が押し寄せている。昨シーズンと変わらない確実性のないバッティングは本塁打、打点にも悪影響を及ぼした。今シーズンの得点力のなさは、相手チームの投手力の向上ももちろんあるだろが、この長崎の衰えもあると考えている。シーズン終盤からは、榎田や北野らも併用して出場することになったが、どちらもいまいち打てない。そうなるとまだ長崎の方がいいかという消去法的な起用となってしまっていた。正捕手問題も早期解決すべき問題だろう。
昨シーズン:率.267 4本 25打点 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.241 1本 10打点 獲得タイトル:なし
来季:引退→2軍打撃コーチ就任
一時代を築いたスラッガーが球界を去る。エンゼルズ第7代目四番馬渕。弱小時代を支えた怪物スラッガーだった。今季は球団史上2人目の通算3000本安打を達成した。来季は小原2軍監督を支えるべく、2軍の打撃コーチに就任することが決まった。本当に21年間お疲れさまでした。
昨シーズン:率.283 4本 55打点 26盗塁 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.291 5本 40打点 42盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:1億8000万円(7000万円UP↑)
この人はスランプがなければ初の盗塁王のタイトルが獲得できたろう不幸な男だ。着実に盗塁を重ねていており、トップで走っていた矢先にスランプによる離脱。これが響きわずか1盗塁差で盗塁王のタイトルを逃した。本人は相当悔しい思いをしただろう。来季はそんなことにならないように万全の状態で挑む。
昨シーズン:2勝0敗 3HP 4S 防御率:0.00 獲得タイトル:なし
今シーズン:1勝1敗 18HP 1S 防御率:2.39 獲得タイトル:なし
来期年俸:1億5000万円(7000万円UP↑)
昨年6登板と出場機会に恵まれなかった十文字(32)であったが、今季は久里が抜けた分、中継ぎの中心的な役割を果たした。その働きが評価さえれて倍増近い金額で契約更改をした。来季も中継ぎでの起用なのか、はたまた先発転向なのかはわからないが、注目したい選手の一人である。
昨シーズン:率.271 6本 43打点 11盗塁 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.262 8本 25打点 6盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:5000万円(1000万円DOWN↓)
いまいち波に乗り切れていない選手のうちの一人がこの比嘉(29)である。走攻守すべてにおいて高いレベルなのにもかかわらず、いまいち爆発力にかけてしまう。順調に成長を遂げているものの、気づけば彼も来年で30歳になる、セカンドには若手の浜崎(22)や助っ人のホークスビー(現在帰国中)もいるそろそろしっかりとした結果を残せないなら、放出もあり得ない話ではないだろう。
昨シーズン:率.200 0本 1打点 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.252 5本 39打点 5盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:5500万円(500万円UP↑)
比嘉やホークスビーとの併用が続く中、新人王を獲得した年に次いで多い71試合に出場をした。しかしながら、持ち前のバッティング技術はなりをひそめたままだ。比嘉も浜崎も十分3割近い打率を残せる力はあるはずなのになぜか調子が上がってこない。まだまだし烈なレギュラー争いは続くだろう。
昨シーズン:率.250 1本 6打点 0盗塁 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.276 15本 76打点 5盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:8500万円(6000万円UP↑)
そんな中で嬉しい出来事もあった。この尾藤(27)だ。大学時代、石川の怪物といわれて鳴り物入りでドラフト1位で入団した尾藤だったが、ここまでレギュラーをつかめずにいた。しかしルーキーイヤーから1軍には帯同しており、1年目は16試合の出場ながら打率.320をマークし将来が期待された、翌2年目も24試合の出場で.288とまずまずの成績を残す。しかし、3年目は.232、4年目は.250とやや物足りない成績に終わってしまった。そして5年目の今季は開幕7番で起用されると、後半戦前の国際試合では梅村や平井らを抑えてなんと三冠王に輝く。そして自身最多の135試合に出場し、キャリアハイの成績を収めた。打点75はチーム3位の成績だ。眠っていた怪物がようやく目を覚ましつつある。
昨シーズン:率.000 0本 0打点 0盗塁 獲得タイトル:なし
今シーズン:率.326 4本 39打点 13盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:9000万円(7500万円UP↑)
また、プチフィーバーを果たした選手もいた。それがこの樋渡(28)だ。昨シーズンは主に守備固めとしての起用で6試合に出場し打席に立ったのは1打席しかなかった。それでも海外留学や地道な練習の成果もあり十分な実力をつけてきた。満を持して挑んだ今シーズンは、中道の不調や、磯貝のスランプ等で出場機会のチャンスをつかむと79試合の出場で規定打席未達ながらも打率.326をマークするなど、インパクトは尾藤以上だった。正三塁手の小滝や今広島の4番を任されている七条と同期の樋渡は、ここまで同期の活躍に唇をかみしめる日々を過ごしていた。ここでようやくプロ野球選手としての一歩を踏み出せた。来季の起用法、特にし烈な外野陣ではレギュラーをつかむのは一筋縄ではいかないことも十分承知しているが、この結果を自身に変えて来季も活躍してほしい。
昨シーズン:1軍出場なし
今シーズン:率.286 0本 11打点 2盗塁 獲得タイトル:なし
来季年俸:4000万円(3350万円UP↑)
大幅アップを勝ち取ったのが、10年目の立川(28)だった。小滝のスランプで、誰を三塁に守らせるかと考えたとき、海老澤監督が2軍の小原監督に、だれかいい奴いないかという連絡が入った。その中で、守備には目をつむってくださいということでこの立川が1軍に呼ばれた。基礎能力だけ見たら大したことないかもしれないが、左投手に対しては強く、得点圏で粘っていくスタイルは1軍でも通用した。最終的には30試合の出場ながらも打率.286をマークし、小滝の打率を上回る結果を残した。正直.250で合格点だと思っていた海老澤監督はこの立川の活躍に驚きを隠せなかった。しかし守備が課題なのでそこを何とかしないとレギュラー奪取は難しいだろう。
以上、次回は25年目(2044年度)ポスティング交渉とその他です。
パワプロ2020オーペナ(91)25年目オフシーズン(ドラフト会議)
25年目(2044年度)ドラフト会議です。
5位指名
高卒 羽賀(18) 奈良県出身 評価C
奈良の名門、智弁学園の1番バッターが指名された。バッティング技術はまだまだプロレベルではないが、高校時代から取り組み始めたスイッチヒッターに加え、プロでも十分通用する脚力が見ものだ。夏の甲子園大会でも、決勝で2盗塁を決めて優勝に導いた。プロでも期待だ。
4位指名
高卒 北澤(18) 長崎県出身 評価B+
高校No.1選手との評価があるこの北澤は、正直そこまでの選手だという声が多かった。ミート力は中学生レベルといっても過言ではないぐらいの能力で、足もそこまで早くなく、唯一、肩が平均的ぐらいだろうか。しかし、北澤が高校No.1といわれている所以は、ご覧の特能の多さであろう。身体の丈夫さは球界随一という評価を受けている。そして、打撃の特能より、足で風ぐような特能となってるので、直接打撃につながらないのが少し不安なところである。
3位指名
大卒 芹澤(22) 京都府出身 評価B
ここにきて怪物と呼ばれる選手の指名だ。ここ数年怪物と呼ばれている選手の台頭が見られない。3年前に指名された小田桐もいまだ1軍での出場はなし。この芹澤もその小田桐と同じく一塁手で同じような能力。小田桐もコンバートを前提とした指名だったが、この芹澤もそのような感じになるだろう。
2位指名
大卒 田谷(22) 岡山県出身 評価B+
チームの目立った功績はなかったものの、鋭く落ちる高速シンカーはプロ顔負けだ。参考にしたのは宍倉の高速シンカーだったとのこと。中継ぎとしてチームを支える投手になってほしい。
1位指名
エンゼルズの1位指名はこの大滝(18)。しかしながら、競合必死だった。
今ドラフト最多の8球団競合となった。
抽選の結果は、
なんと、抽選をはずしてしまった。
そして、再度指名を行う。
外れ1位指名
高卒 永瀬(18) 奈良県出身 評価A
外れ1位指名で単独指名で獲得したのは、甲子園優勝投手だった。5位で指名された羽賀と同じ智弁学園のエースだ。甲子園ではエースとして優勝に導く活躍を見せた。高校ナンバーワンと評価高い選手だ。先発の枠が1つ空いたので、そこにこのドラ1ルーキーが割って入ってこれるか期待だ。
各球団の動向
第一順選択希望選手 読売
高卒 山下(18) 評価B+
巨人は将来の4番候補を獲得した。パンチ力と得点圏での勝負強さが売りの右の大砲だ。
第一順選択希望選手 東北楽天
高卒 大滝(18) 評価A
8球団競合の大滝は楽天が交渉権を獲得し、入団となった。球界でもトップクラスと称されるほどの高速スライダーを有している本格派左腕だ。夏の甲子園大会では、惜しくも準決勝で、永瀬や羽賀を要する智弁学園に敗れてしまったものの、甲子園での活躍もあり、世代最強投手の評価を受けた。スタミナには課題が残るものの、それ以外は一級品なので、数年したら楽天のエースになりうる逸材だ。
第一順選択希望選手 戦力外
高卒 船津(18) 評価A‐
関東ビック3といわれた船津は戦力外フリーダムズの1位指名となった。夏の甲子園では3回戦で9回2アウトまで2点リードだったが、3ランホームランを浴びて、なんと敗戦してしまった。しかも左バッターに浴びたホームランだった。そのことから、勝ちが見えると制球が甘くなる所や、左バッターに弱いところなどが評価されたが、右バッターには内角をえぐりこむシュートが持ち味の本格派投手である。自身の弱点を克服すれはなかなかいい選手になるだろう。
第二順選択希望選手 阪神
大卒 唐戸(22) 評価B+
阪神は即戦力キャッチャーを獲得した。肩の強さはもちろん、打てる捕手として期待が持てる選手だ。
第三順選択希望選手 広島東洋
大卒 関原(22) 評価B+
大学ナンバーワンスラッガーが広島へ入団した。確実性はまだまだだが、捉えたときの打球速度は計り知れないほどで、肩の強さも一級品だ。これから楽しみな選手だ。
以上、次回は25年目(2044年度)契約更改です。