レジェンド達に挑むオーペナ日記

架空選手たちがプロ野球記録に挑むオーペナ日記

パワプロ2020オーペナ(100)26年目オフシーズン(契約更改)

26年目(2045年目)契約更改です。

100回目の投稿となり、いつも見てくださっている方、ありがとうございます。

これからも、ぼちぼちと更新していきますのでよろしくお願いします!

 

契約更改

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昨シーズン:20勝5敗  防御率1.29

獲得タイトル:沢村賞最多勝最優秀防御率、B9、GG

今シーズン:21勝1敗  防御率1.67

獲得タイトル:GG

来季年俸:15億円(3年契約2年目、現状維持)

今季は沢村賞を左のエース堀井(41)に再度奪われてしまい、個人タイトルとしてはゴールデングラブ賞のみとなってしまった。しかし防御率1点台は高く評価できる数字で、この調子で行けば間違いなく次期球界のエースはこの永塚(33)であろう。

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昨シーズン:20勝3敗 防御率 2.16 タイトル:最多勝、最多奪三振

今シーズン:26勝1敗 防御率 0.88

タイトル:沢村賞(8)、リーグMVP(5)、最多勝(12)、勝率第一位(6)、最優秀防御率(7)、最多奪三振(9)、B9(9)

来季年俸:15億円(5年契約3年目、現状維持)

今季はこの堀井(41)は過去最高の成績をたたき出した。防御率は歴代5位の大記録だ。

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さらに自身最多を更新する26勝をマークし投手四冠にも輝いた。文句のつけようがない成績だった。

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昨シーズン:率.308 46本 143打点  獲得タイトル:本塁打王打点王、B9、GG

今シーズン:率.278 41本 117打点  獲得タイトル:B9(14)、GG(15)

来季年俸:13億円(3年契約最終年、現状維持)

この男は、タイトルの獲得どころか40発打つのが精いっぱいだった。衰えはまだないものの、確実性に欠けるバッティングが多かった。甘い球もミスショットしてしまうような平井らしからぬバッティングが多かった。来季で複数年契約の最終年だ。来季の成績次第では年俸の大幅ダウンもあるだけにここは何とか来季にかけたいところだ。

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昨シーズン:20勝3敗   防御率1.85 獲得タイトル:最多勝、勝率第一位

今シーズン:14勝7敗   防御率2.08 獲得タイトル:なし

来季年俸:13億5000万円(5年契約、1億5000万円UP↑)

野球規定(40%)を超える実に70%減の3億5000万円で契約更改しようとしていた蓮沼(42)であったが、流石に税金とかが支払えなくなるため、球団側から検討するように保留を促したという。右のエースの蓮沼は今季20勝を達成できずに14勝(7敗)どまりの成績に終わった。エースとしての責任を誰より強く感じていた蓮沼は時期右のエースとして永塚(33)を指名した。しかし永塚は「右のエースなんていらないです。僕は球界のエースになるんです。右も左も超越した存在になるのです」と一刀両断された。その時に永塚は成長したなと、そして自分を超えたなと思ったとのこと。でも通算400勝が手の届くところにようやく来た。ここで負けてられないと蓮沼は再度気持ちを引き締めた。そして、再交渉の場で5年契約を新たに結ぶ決断をした。減俸でも構わない。しかし球団は減俸しなかった。これは賛否が分かれるだろうが(昨年の宍倉の大幅減俸と、抑えへの配置転換の件)蓮沼はレジェンドになるためにこの球団を2年目から引っ張ってきた大投手なのだということ。エンゼルズの歴史は蓮沼の野球人生と同意だということはご容赦いただきたい。衰えも顕著に表れて完投するほどの体力もないかもしれないが、もうひと踏ん張りしてほしいししてもらわないといけない存在だ。

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昨シーズン:18勝4敗 防御率:2.05 獲得タイトル:なし

今シーズン:20勝3敗 防御率:1.67 獲得タイトル:なし

来季年俸:8億5000万円(3年契約最終年、現状維持)

先発転向をし自己最高の防御率(リーグ3位)でキャリアハイの成績を残した。先発陣の中でも堀井、永塚の次に評価の高い郷であるが、先発投手でのタイトル獲得はまだない。そろそろ主要タイトルの獲得をしたいところだ。

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昨シーズン:率.296 2本 36打点 40盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.266 0本 26打点 32盗塁 獲得タイトル:なし

来季年俸:7億8000万円(5年契約最終年、現状維持)

今季プロ入りして初めて本塁打を打てなかった。見ての通り、レジェンドは満身創痍でシーズンを戦っている。前人未到の1200盗塁を達成したレジェンドも来季48歳になる。そして来季で5年の複数年契約が満了となる。引退という二文字が刻一刻と迫ってきている池谷は来季は進退をかけたシーズンとなるだろう。

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昨シーズン:1勝4敗 2HP 9S 防御率:6.75 獲得タイトル:なし

今シーズン:0勝0敗 0HP 0S 防御率:10.8 獲得タイトル:なし

来季:引退→2軍投手コーチ

レジェンドがユニフォームを脱いだ。前人未到の通算600セーブを達成したレジェンドは25年間の現役生活にピリオドを打った。来季からは2軍の投手コーチとして若手の育成に励む。

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昨シーズン:4勝1敗 21HP 2S 防御率:1.04 獲得タイトル:なし

今シーズン:6勝1敗 29HP 3S 防御率:1.29 獲得タイトル:なし

来季年俸:5億円(1億円UP↑)

中継ぎのレジェンドとなった堀切(43)はここにきて大幅アップを勝ち取った。ホールド数も伸ばし、文句のつけようのない成績を残した。来季は44歳としてエンゼルズのセットアッパーとして腕を振り続ける。

 

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昨シーズン:12勝11敗 防御率:2.82 獲得タイトル:なし

今シーズン:3勝4敗 7HP 30S 防御率:2.38 獲得タイトル:なし

来季年俸:4億円(5000万円UP↑)

20年目の今季は守護神としてまずまずの成績を残し、復活を印象付けたシーズンとなった。球速も140キロ中盤までしか出なくなっているが、持ち前の威圧感で打者を圧倒した。セーブ王まであと一歩のところだったので、来季こそはセーブ王のタイトル獲得へ向けて躍動してほしい。

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昨シーズン:率.182 2本 8打点 2盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.292 27本 74打点 7盗塁 獲得タイトル:B9(1)

来季年俸:3億5000万円(9000万円UP↑)

来日3年目にして初の規定打席クリアと3番バッターとして4番の平井のつなぎ役として、まずまずの成績を残した。ミート力は入団当時から高い評価を得ていたものの、入団して2年間は通算打率2割に満たず、なかなか出場機会を勝ち取れずにいた。しかしオープン戦で結果を残すと、一気に開幕スタメンを勝ち取りそのまま継続して起用された。年齢も24歳と若く将来性もあるため起用につながった。ここ数年長きにわたって問題だった「次期谷岡問題(正二塁手問題)」はこのホークスビーの活躍によって終止符が打たれようとしている。

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昨シーズン:率.259 2本 32打点 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.268 2本 27打点 獲得タイトル:なし

今季年俸:1億5000万円(5000万円DOWN↓)

今季は開幕スタメンを外れ、目前に迫った通算2500安打の達成に黄色信号が灯っていた。しかしスタメン選手の相次ぐスランプ等で出場機会を獲得した中道(39)は好調を維持しそのまま後半戦からは主にスタメン起用される場面が多くなった。最終的には72試合の出場を果たし、74安打を放ち通算2500安打を達成した。来季のスタメンを約束されたわけではないが、このようにスランプの選手の代わりに出場してしっかりと結果を残すことができることが、ここまで現役を長く続けられる要因だろう。来季もいつでも出れるように準備は怠らない。

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昨シーズン:率.263 22本 62打点 16盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.319 20本 95打点 23盗塁 獲得タイトル:B9(3)、GG(3)

来季年俸:4億5000万円(5年契約、2億7000万円UP↑)

今季は悔しいシーズンからリーグ3位の.319を記録するなど、新たな一面を見せた小滝(30)はFA権を取得することもあり、5年総額22億5000万円の大型契約を結んだ。ベストナインゴールデングラブ賞を同時受賞したこともあり、チーム一の大幅アップを勝ち取った。

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昨シーズン:率.291 5本 40打点 42盗塁 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.286 0本 3打点 15盗塁 獲得タイトル:なし

来季年俸:9000万円(9000万円DOWN↓)

一方、磯貝(27)は今後の自身の野球人生にもかかわる契約更改となった。野球規定を大幅に上回る50%減での契約更改。実力社会だとは言えこの仕打ちは厳しいのではないかといわれかねない事態となった。今季の磯貝は熱い外野陣のスタメン争いに敗れて開幕ベンチスタートなった。国際大会で無類の安定感を誇った尾藤(28)や、昨シーズンプチブレイクを果たした樋渡(29)と、絶対的ライトの梅村(37)で外野はほぼ確定していいた。指名打者も得点力アップを図って長打力のある佃(23)がスタメンとなった。昨シーズン40盗塁以上記録したスピードスターでも開幕を勝ち取ることはできなかった。それでも1軍で出場機会をうかがっていた。尾藤のスランプや、樋渡の打撃不振によって磯貝の出場機会が増えてくるとそれなりの成績を収めた。このままスタメン奪取かと思われた矢先に、自身2度目のスランプに陥ってしまう。ここから1軍に上がるのにはだいぶ時間がかかった。最終的には、43試合の出場にとどまり、15盗塁と自慢の脚力もアピールできずに終わってしまった。出場試合の激減による影響からか盗塁技術もA→Bへとランクダウンしてしまった。打点を稼げる選手がスタメン起用される見込みのチーム事情に対して、磯貝のエンゼルズでの評価は高くないことが見込まれる。しかしながら、磯貝の足は球界を代表するレベルまで来ているのは事実だ。古巣の中日に戻るのか、来季順調に行けばFA権を獲得する磯貝だが、どのような決断をするのかが注目される。

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昨シーズン:1勝1敗 18HP 1S 防御率:2.39

今シーズン:18勝5敗 0HP 0S 防御率:2.13

来季年俸:3億円(1億5000万円UP↑)

先発転向1年目の十文字(33)は当初の期待通りの活躍を見せた。中継ぎ時代に磨き上げたピンチの強さや、左バッターに対する強さは先発に回っても十分に通用し、本人も自信になったことだろう。年俸も倍増の3億となり、エンゼルズの先発陣として十分の働きを見せた。

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昨シーズン:率.220 2本 9打点

今シーズン:率.100 0本 2打点

来季年俸:7000万円(4000万円DOWN↓)

この助っ人はなかなか波に乗れない。今季3年目で勝負の年だと自ら位置づけしてシーズンに入った。先述した通り外野陣のスタメンを勝ち取るのは至難の業だが、開幕1軍を勝ち取ると、主に代打や守備固めとしての起用だった。昨シーズンは27試合の出場で、今季は23試合の出場を果たしたものの、打率は何と20打数2安打の1割という体たらくの結果に終わってしまった。ほぼすべて代打での出場ということもあり、なかなか結果を出すのが難しいといわれてはいるが、1割では正直話にならない。シーズン終盤には2軍落ちも経験した。27歳になり中堅選手となったクロスビーであるがこのままでは戦力外ということもあり得ない話ではない。来季は背水の陣で挑む。

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昨シーズン:率.326 4本 39打点 13盗塁

今シーズン:率.236 0本 17打点 19盗塁

来季年俸:5000万円(4000万円DOWN↓)

樋渡(29)は初の開幕スタメンを勝ち取ったものの、極度の打撃不振に陥り2軍落ちはなかったものの、徐々に出場機会を減らしていくことになった。昨シーズンは79試合の出場で打率3割越えを達成し、プチブレイクを果たしたものの、今季は72試合の出場で打率を1割近く下げてしまう結果となった。そしてなんといっても得点圏での弱さが露呈し、チャンスD→Eへとランクダウンしてしまう。このことが首脳陣の積極的な起用をためらう原因となってしまう。シーズン終盤にはベテランの中道(39)がスタメンに名を連ねることが増えていき、樋渡は守備固めとしての起用が主になっていった。年齢も29歳となり中堅となる。若手がそこまで成長していないので、樋渡は戦力として計算されているだろうが、少ないチャンスをものにしていく必要性が出てくる。磯貝とのスタメン争いもあるだろう。来季は勝負の年だ。

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昨シーズン:率.276 15本 76打点 5盗塁

今シーズン:率.306 13本 75打点 4盗塁

来季年俸:1億8000万円(7500万円UP↑)

一方、スランプを経験してもこの尾藤(28)のようにシーズンを通して復調をしスタメンの座を勝ち取るものもいる。出場試合は昨年の135試合から112試合に減少したものの規定打席クリアし、リーグ5位の.306をマークした。しかも本塁打や打点も昨年とほぼ同様の数字を残し、適応能力の高さをアピールした。激戦の外野のスタメンでこの尾藤はほぼほぼ当確だろう。

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昨シーズン:率.224 6本 32打点 獲得タイトル:GG

今シーズン:率.154 0本 0打点

来季年俸:3000万円(3000万円DOWN↓)

ついに強打の名捕手が本塁打と打点0という結果に終わってしまった。今季は開幕スタメンを外れると、正捕手になり自己最小の28試合の出場にとどまった。かつての強打強肩はなりを潜め、ただのおじさんになってしまった。しかしながら、広角に打てる技術やリード面ではまだチームには必要な戦力として見られている。来季もこのような起用になることが濃厚だが、正捕手の打てない問題は解決していないので、ここを解消すべく後任の指導に当たってほしい。

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昨シーズン:率.252 5本 39打点 5盗塁

今シーズン:率.219 0本 0打点 1盗塁

来季年俸:4000万円(1500万円DOWN↓)

23歳の若武者にも厳しい冬が訪れた。5年目の浜崎(23)は正二塁手の座を比嘉ではなく、助っ人のホークスビーに奪われる結果となった。開幕からベンチでスタンバイすることが多く、代打での起用でもチャンスを生かせずにいた。もともと得点圏での勝負弱さは指摘されており、そのことから比嘉やホークスビーとの併用という形をここ数年取ってきた。まだわからないが、来季のスタメンの二塁手はホークスビーが濃厚とされている。何とか食らいついていってほしいものだ。そうでないと、かつてのレジェンドの松浦が背負っていた背番号「4」をはく奪しないといけなくなる。

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昨シーズン:率.262 8本 25打点 6盗塁

今シーズン:率.444 0本 0打点 1盗塁

来季年俸:4000万円(1000万円DOWN↓)

その浜崎(23)よりも厳しい立場にいるのがこの比嘉(30)だ。昨年は二塁手として最多の76試合の出場を果たし、今季スタメンに最も近い存在といわれていた。しかし、今季の出場試合は11試合と激減した。浜崎が自身の弱点である守備力の向上を図り、比嘉ほどではないが、人並みにはできるようになり、そうなると比嘉は2軍にいることの方が長くなった。守備はエンゼルズの二塁手の中ではトップクラス。遊撃手の池谷の守備範囲が極端に狭くなっているので、この比嘉の存在は大きいはずだが、いかんせん打てないことにはエンゼルズの正二塁手は務まらないのだ。30歳にして基礎能力は申し分ないもののいまいち飛び出せないのはこの特能の少なさゆえだ。今季結果を残した、ホークスビーも悪い特能もあるもののいい特能が2つある。それだけでもあればこの比嘉がレギュラーを勝ち取る可能性は十分ある。この比嘉はなかなか日の目を見なかった選手だ。高卒でドラフト2位で入団したものの、8年間はほぼ1軍での出場機会はなかった。その後海外留学をしたおかげで大幅に能力を向上させた。一時はレギュラーの座をつかみかけたが、浜崎が入団し、新人王に輝くと一気にレギュラー争いが加速した、そして助っ人のホークスビーもそこに加わり、正二塁手争いの戦国時代へと突入した。そして今季ホークスビーが頭一つ抜け出した。来季結果を残さないと立場的にも苦しくなる。なんとしても結果を出したいところだ。

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昨シーズン:率.179 2本 3打点 0盗塁

今シーズン:率.248 20本 79打点 5盗塁

来季年俸:8000万円(6200万円UP↑)

下位打線の得点力問題に終止符を打ったのがこの佃(23)だ。打率こそ.248と決して褒められた数字ではないが、20本塁打と79打点は上出来だろう。昨シーズン主に下位打線を打っていた中道、比嘉、長崎の打点を合わせると90打点になるので、一人でその数字近く稼いだことになる。これはチームとしては好材料だっただろう。

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昨シーズン:率.220 0本 1打点 2盗塁

今シーズン:率.184 5本 32打点 3盗塁 獲得タイトル:GG(1)

来季年俸:2800万円(1500万円UP↑)

今季、正捕手の座をつかんだのはこの榎田(30)だった。長崎(38)の衰えと極度の打撃不振により、開幕スタメンマスクを勝ち取ったものの、貧打に悩まされた。自己最多の118試合出場で初のゴールデングラブ賞を獲得し、守備の面ではチームに貢献した榎田だったが、なんといっても打てなさ過ぎた。特にシーズン終盤には調子を落として、北野(21)にスタメンマスクを奪われたり、2軍落ちしたりと不安の残る面も垣間見えた。年齢的にも中堅となり、打撃力の向上を見込むのも難しいだろう。何とか2割5分くらいは最低でも打ってほしいところだ。

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昨シーズン:率.187 0本 4打点 1盗塁

今シーズン:率.100 0本 1打点 1盗塁

来季年俸:1250万円(50万円DOWN↓)

榎田以上に打てなかったのはこの北野(21)である。プロ4年目の今季は昨シーズンの出場試合数を上回る37試合(昨:33試合)に出場をした。しかしながら打率1割ジャストではなかなか1軍で使うことは難しいだろう。リード面では成長を見せる反面、打撃の基礎能力がまだ上がってこないので、2割打つのも彼にとっては至難の業だろう。これだけ特能を有していもなかなか生かすことができないのは本人にとってもチームにとっても心苦しい状況だ。

 

以上、次回は26年目(2045年度)ポスティング交渉です。