パワプロ2020オーペナ㉙13年目後半戦~シーズン終了
13年目(2022年度)後半戦開幕です。
前半戦終了メンバーを動画で紹介する。
中道(26)チャンスF
馬渕(31)チャンスF
梅村(24)対左F
となってしまい、得点力の低下が不安視される。
一方投手は、
堀井(28)が11勝1敗 防2.30
永塚(20)が11勝 防2.01
蓮沼(29)が10勝1敗 防1.90
と抜群の安定感を誇っている。
順位は独走の首位、早くもマジックが点灯している。
防御率では前半戦、絶好調の蓮沼(29)が唯一の1点台。次いで高卒3年目の永塚(20)が続き2.01でしかも無敗である。
最多勝争いはし烈を極めている。今季ソフトバンクに移籍した荻原が10勝をマークし前半戦リーグ3位の位置につけている。元同僚の活躍に我がエンゼルズ投手陣も気合が入る。
打率部門では、谷岡(26)が初のタイトルへ向けて.340と高打率を残している。次いで中道(26)が.329、そしてベテラン松浦(34)も打撃での存在感を見せ.325と奮闘している。
一方、梅村(24)は打率.301と少し物足りない形で前半戦を終了。苦手としてる左投手を克服しないと率は上がってこないだろう。
本塁打では、馬渕(31)が前半戦だけで27本塁打と大暴れ、得点圏での打率こそ低いものの、ホームランを打つ技術に関しては申し分ない。
一方、開幕4番を任されていた、平井(25)は19本塁打と少し物足りない印象だ。後半戦から馬渕(31)が4番に返り咲くこととなった。
打点でも馬渕(31)が72打点で前半戦リーグ1位。2位につけているのが、平井でも梅村でもなく、谷岡(26)で70打点だ。監督が今季6番として抜擢したのがうまくはまっていることがわかる。
盗塁では2位以下に大差をつけて池谷(34)が独走の前半戦41盗塁をマーク。ほぼ盗塁王は確実だろう。
そして、後半戦も山場を迎えたとき、池谷(34)がついに金特の電光石火を獲とくした。これで目指せシーズン100盗塁‼
海老澤(31)が不屈の魂を獲とく。大エースとしての一歩を踏み出した。
そして球団初の20勝を達成。
馬渕(31)も初の50本に到達。
堀井(28)も20勝を達成。
もちろん独走のリーグ優勝。クライマックスシリーズファイナルステージでソフトバンクを迎え撃つ。
アドバンデージを含む3勝で挑んだ第3戦目。
我がエンゼルズの先発は3年目の永塚(20)。
対するソフトバンクは我がチームから移籍した昨年最多勝の荻原(27)。
振り切り、日本シリーズ進出を果たす。
序盤で勝負を決めた。
敗戦投手の荻原(27)はインタビューでこう語った。
「正直悔しかったですね。自分がいたチームってこんなに強かったんだって、思い知らされましたね。去年最多勝を取ったのも、強力なエンゼルズの打撃陣のおかげだったって痛感しました。ただ、僕にも目標ができました。このエンゼルズに勝って日本一になることです。また一から頑張りたいと思います。」
とコメント。そしてシーズン終了後に荻原(27)はFA権を行使することとなる。
そして、日本シリーズは2年連続の顔合わせとなった。相手は日本ハム。お得意様である。
あっさり4連勝で5年連続5回目の日本一に輝く。
ここで、シーズン終了時のメンバーを動画で紹介する。
年間表彰式
海老澤(31)が初の沢村賞を受賞。防御率も1点台と安定感を誇った。
首位打者には谷岡(26)が初めて輝き、馬渕(31)が50本塁打、131打点で初の2冠王に輝く。
盗塁王にはもはや常連の池谷(34)、最多安打には新2番として定着した中道(26)が輝くなど、打撃主要部門ではエンゼルズの独占となった。やはり12球団でトップを誇る強力打撃陣だ。
投手部門:堀井(28)初受賞
一塁手部門:平井(25)2年連続2回目
二塁手部門:谷岡(26)2年連続3回目
三塁手部門:梅村(24)2年連続2回目(三塁手部門では初受賞)
遊撃手部門:池谷(34)4年連続7回目
外野手部門:中道(26)3年連続3回目
外野手部門:松浦(35)2年連続2回目
指名打者部門:馬渕(31)2年連続4回目
捕手部門:宮地(30)4年連続4回目
一塁手部門:平井(25)3年連続3回目
外野手部門:松浦(35)7年連続10回目
外野手部門:中道(26)初受賞
受賞した選手の皆さん、おめでとうございます!
契約更改
今季2冠王(50本塁打、131打点)の馬渕(31)が5億5000万円→7億7000万円
となり、池谷(34)の7億5000万円を抜き、チーム最高年俸となった。
初の20勝を達成した堀井(28)は2億7000万円→5億1000万円で契約更改。
2年目のジンクスにはまり、すべての成績を前年より落としてしまった梅村(24)は現状維持の1億5000万円で更改。
3年目に18勝(1敗)と飛躍の年となった永塚(20)は7500万円→2億4000万円とほぼ3倍近い大幅アップで一発サインとなった。
選手成績ランキング
今季前半にソフトバンクへ移籍した、曽我部(33)規定投球回数に満たなかったものの、11勝(4敗)をマークし、先発ローテーション入りを果たした。
中継ぎ陣はそもそもセーブ機会が今季は極端に少なかった。理由としては後述するが先発陣の完投だ。その中でも澤﨑(30)は負けずにしっかりと結果を残したといえよう。
ホールド数も同様だ。高見澤→堀切→澤﨑という勝利の方程式を今期の前半戦まで適用していたが、高見澤が成績不振により2軍へ降格になると、勝利の方程式も解消される形となった。堀切の出番も極端に少なくなり、最終的に堀切は17ホールドどまりとなり、ランク外という位置になってしまった。
沢村賞を獲得した海老澤(31)がいかに今シーズンはよかったのかがわかるだろう。先発した25登板のうち3完封を含む17完投、QS率はリーグトップの84.0%、HQSも唯一7割越えの72.0%をマーク。オリックスの山本由伸が防御率が驚異の0.91をマークしたが17勝(6敗)どまりで、完投数や奪三振数で海老澤(31)には劣ったため、海老澤が沢村賞を受賞した。これだけ先発陣が完投してしまうと、中継ぎ陣に出番がないのも致し方ないところである。
打撃部門では、谷岡(26)がうれしい首位打者に輝く。松浦も自身最高打率をマークしにんまりとした表情を浮かべた。後半戦途中で、けがのため2週間ほど出場できなかったが、さすがベテランといったところか、きっちりまとめてくるところはさすがとしか言えない。
2位の平井(25)に20本近くの大差をつけ、本塁打王に輝いた馬渕(31)、受賞のコメントがこちらである。
「開幕3番として起用という形になって、正直悔しかった。ずっと4番を張っていて、3年目の若造に4番を明け渡すような形になってしまって本当に情けなく感じた。そのあとはもう一度原点を見つめなおして、愚直にバットを振りました。チャンスの弱さは皆さんのご指摘の通りであります。その影響での配置転換ということも重々承知している。しかし、エンゼルズの4番は馬渕しかいないといわせれるような成績を残すこと。周りを見返してやりたいという一心で毎試合挑みました。その結果がこのような形となって表れたことは素直にうれしいです。来シーズンはまだわかりませんが、精一杯やっていくつもりです」
愚直に野球に取り組む姿勢がこのような結果につながったと首脳陣も評価している。
打点では、首位打者の谷岡(26)がキャリアハイとなる99打点をたたき出した。
彼にとって、ブレイクの年となっただろう。
盗塁は、文句なしの池谷(34)衰え知らずの34歳は56盗塁をマークし堂々の盗塁王受賞だ。
FA宣言
今年はこの2選手がFA宣言をした。
オリックスのエースであり、球界のエース山本由伸、昨年ポスティング移籍を試みるものの、球団からの承認が下りずに海外移籍ができずにいた。
こちらは、今シーズンからソフトバンクへトレード移籍した、荻原(27)。チームトップの14勝(7敗)をマークし、昨年の最多勝に恥じない成績をたたき出して見せた。
山本由伸は、我がエンゼルズと同じパ・リーグの巨人に移籍。荻原は今シーズンセ・リーグ最下位の中日に移籍することが発表された。
荻原はこのようにコメントしている。
「エンゼルズもソフトバンクもものすごく強い。だからみんなに頼ってしまう。本当の意味でレジェンドになるには、自分で一から作り上げて優勝に導くことだと自分は感じている。茂野吾郎じゃないけど、僕は自分の力でエンゼルズに勝ちたいんだ。ソフトバンクには申し訳ないことをしたと思っているが、球団社長も僕の意思を尊重してくれて本当に感謝しています。それに恥じないように中日で結果を出します」
荻原選手の今後を応援しております。
13年目終了時エンゼルズメンバー
投手では、圧巻の先発陣だ。他の追随を許さない完ぺきな先発陣へと成長を遂げた。
野手陣も馬渕(31)や谷岡(26)の活躍があり、頼もしさを増した。
心配なのが、梅村(24)である。打撃成績自体は悪いものではないものの、打率が3割に届かなかったところや、本塁打の減少、得点圏での確実性も、すべてにおいて結果が出せなかった。彼ぐらいの選手であれば最低でも.350、30本、100打点以上を求められる。彼が一流から超一流になるには、このようなムラをなくしていかないといけないだろう。
次回は13年目(2032年度)ドラフト会議です。