パワプロ2020オーペナ(112)28年目前半戦の振り返り
28年目(2047年度)前半戦の振り返りです。
まずは、動画でご紹介しよう。
今季、1番に抜擢された浜崎(25)がここまで3割越えの活躍を見せ盗塁数こそ4と少ないものの、打てる1番バッターとしてここまでチームを牽引している。
2番の尾藤(30)も打率が下がりがちといわれる2番で3割越えの打率で、2桁本塁打も達成している。十分な働きをしているといえよう。
3番の梅村(39)は身体能力の衰えが見え始めてきたが、バッティングに関しては問題ないようで、打率.388 37本 97打点とここまで絶好調だ。三冠王への視界も良好だ。
一方、4番の平井(40)はパワーの衰えが見えてきた。本塁打のレジェンド記録の達成に最も近い男のパワーの衰えは一抹の不安さえ覚える。ここまで28本塁打と、リーグ1位の梅村と9本差となっている。後半戦の巻き返しに期待をしたい。
3シーズンぶりにクリーンアップの5番として帰ってきた小滝(31)は打率、本塁打、打点ともにいまいちの結果となっている。中堅になってもやはりエンゼルズの5番というもののプレッシャーなのか、ここまで思うようなバッティングをできずにいる。ここからどう修正していくのかが見ものだ。
6番の立川(31)はやはり本物だった。リーグ2位の.372をたたき出し、5番の小滝の不調を見事にカバーしてみせた。自身初の首位打者も狙える位置にいる。後半戦もっと打ってほしい。
7番の佃(25)は相変わらずの低打率で2割前半という体たらくな結果となっている。左投手の時は出場がないというのも彼にとって少なからず影響があるのか。それにしても本塁打も8本で、打点も24と能力のわりに本当に下位打線の1人という印象となっている。またまた後半戦に出場機会が激減してしまう可能性すら感じさせる。巻き返しを図りたい。
8番の小俣(26)は打率2割4分といまいちながらもショートのポジションを守っている。元々、率はそこまで期待していなかったので、予想通りといえばそうなのだが、そこはいい意味で期待を裏切ってほしかった。対左投手で池谷(48)が3割越えの打率をマークしているので猶更頑張ってほしいと思ってしまう。
9番には北野(22)ではなく榎田(31)がいまのところは入っている状況だ。北野が悪すぎるため、消去法的な起用となっている。後半戦はどうなるかわからないが、どちらもどんぐりの背比べをここ3,4年続けているので、そろそろ終止符を打ってほしいところではある。
成績
順位は首位だが、今季はその内容が全く異なる。敗戦数が一桁の6敗というところに注目していただきたい。これは過去にも例がないことであり、シーズンの最多勝利も今季は狙える状態にある。野手陣の起用が固まってない状況で、投手陣も中継ぎ陣に関しては若手中心の起用になっており、戦力的には十分ではないもののその中でもしっかりと出場した選手たちが結果を残しているということであろう。
投手ランキング
防御率では永塚(34)と堀井(41)が1点台の活躍を見せている。衰えが顕著になってきた堀井だがここまでは安定した投球を披露している。
勝利数では15勝で3名が激しい争いをしている。上位5名がエンゼルズの投手陣ということでしかも今季は先発投手陣で4敗しかしていないというのも注目すべき点だろう。
やはり、スタミナの衰えが顕著になってきた堀井(42)と蓮沼(44)のHQS率は軒並み下がっている印象だ。完投数でも永塚(34)が堀井を上回っていることから、長いイニングを投げ切れていない様子だ。
永塚が世代交代で球界のエースに近づきつつある。WHIPも12球団唯一の0点台となっており、衰えの影響で堀井は1を超えてきてしまった。
中継ぎでは堀切(44)が2年連続の最優秀中継ぎへ向けて独走状態となっている。2位の森永に11ポイント差となっている。これはほぼ確実だろう。
セーブでは宍倉(39)はし烈な争いを繰り広げている。前半戦で24セーブでリーグ1タイだ。ここからギアを上げてほしいところだ。
野手ランキング
打率ではハイレベルな戦いとなっている。3位以下はいつものランキングといったところだが、去年プチブレイクから今季まさにブレイクしている立川(31)が.372のハイアベレージでリーグ2位、この打率なら例年であれば間違いなく首位打者だろうが、この男が立ちはだかっている。そう梅村(39)だ。走力と肩の衰えは見られるものの、バッティングに関しては問題ないようで、ここまで.388と驚異の打率を残している。日本球界初の4割も射程圏内に入っているというのも驚きだ。
本塁打でもこの梅村の勢いは止まらないリーグ1位の37本塁打をここまで放っている。
打点では梅村が97打点でリーグトップだが、2位には平井(40)が5点差で追随している。3度目の三冠王を阻止できるのは平井しかいいないようだ。
さらにOPSでは1点以上の中でもさらに格の違いを見せつけている梅村。今季はすごく調子がいいようだ。
前半戦までの月間MVPだがエンゼルズ人が独占している。野手部門では平井と梅村、投手部門では永塚と堀井とエンゼルズの中でもし烈な競争が生まれている。特に5、6月の梅村は誰も止められない状況だ。後半戦も期待していいだろう。
以上、次回は28年目(2047年度)後半戦です。