パワプロ2020オーペナ(87)25年目シーズン開幕~前半戦終了
25年目(2044年度)シーズン開幕です。
その前に、今季エンゼルズから他球団に移籍し活躍が期待される選手をご紹介しよう。
FA移籍 千葉ロッテマリーンズ 九里(32)
FAで千葉ロッテに移籍した九里(32)。自身2度目のFA宣言で、エンゼルズから卒業することとなった。あの華の梅村世代の一人でもある九里だが、先述していたように先発に対するこだわりは、誰よりも強い男だ。千葉ロッテでは先発5番手での起用が濃厚だ。先発でどこまでできるかが見ものだ。
トレード移籍 広島東洋カープ 七条(28)
シーズンイン間近でのトレードとなった。たぐいまれない長打力と肩の強さはリーグ屈指の大型遊撃手として、7年間エンゼルズのメンバーだったが、レジェンド池谷(45)の壁は果てしなく高く、出場機会は全くと言っていいほど与えてもらえなかった。中堅クラスとなった年齢も積極的な起用にブレーキをかけた。衰えが見える池谷の次に実力があるのはこの七條なのはいうまでもなかったが、本人の強い希望によりトレードという形での移籍となった。移籍先のカープでは、遊撃手の高齢化が進んでおり、4番での起用が濃厚だ。本人にとってもチャンスだろう。
自由契約選手
ご覧の選手たちが、他球団に移籍となった。ここでは注目選手をピックアップしてご紹介しよう。
巨人に電撃移籍が発表されたのは助っ人3年目のアメリカ出身のヒューズ(26)だ。昨シーズンは池谷がスランプで戦線離脱したことによって出場機会を得ることができた。球団側も七条の放出と、池谷の衰えもあり、次期正遊撃手はこのヒューズだという見方をしていた。しかし、シーズンオフに入って、一時帰国をするためにアメリカに帰ったヒューズ。そこで暴行事件を起こしてしまう。エンゼルズはこのことを重く受け止め来季の契約を断念。しかし海老澤監督から、巨人の原監督に打診があり無償トレードという形での入団が発表された。本来であれば、日本野球界を永久追放したほうがいいのではないかという意見もあった。しかし巨人はこのヒューズに関しては、一人のプレイヤーを救わなくちゃという監督の一言が大きかったという。ヒューズ自身反省をしており、3番起用で次は結果を残して、恩返ししたいと語っていた。
エンゼルズを戦力外になったかつての首位打者ジャビス(35)はフリーダムズに入団が決まった。5番ライトで再起を図る。
高卒10年目の湊(28)もエンゼルズから戦力外を受けていた。これ以上伸びることのないだろう能力と、中堅選手になったということもあり親心での無償トレードという形となった。相手はこれまたフリーダムズ。エンゼルズとフリーダムズは長年交友の深い球団で、巨人と日ハムみたいな関係である。ジャビス、湊含めてフリーダムズのスタメンには現時点で、5名が元エンゼルズの選手だ。湊も出場機会を得て9番でシーズン開幕を迎える。
前置きが長くなったが、開幕戦だ。
開幕メンバーを動画でご紹介しよう。
開幕オーダー
6番DHは中道の予定だったが、腹痛で開幕オーダーには外れることになった。代わりに今季3000安打を目指す馬渕(43)が3年ぶりの開幕スタメンに名を連ねることになった。
海外留学選手帰国
下山はコントロールを大幅に成長させ、新たな球種を獲得した。
樋渡は方はまあまあ上昇し苦手だった守備力が大幅に向上した。
三冠王スランプで戦線離脱
今季から久しぶりの3番での起用が続いていた梅村(35)だがここにきてスランプに陥ってしまった。ここ数年フルで出場できていない梅村は戦列を離れてしまうことに大きな責任を感じていた。
スランプの伝染
5番を打っている小滝も深刻な打撃不振に陥っていた。打率は2割5分に満たずに、本塁打はそこそこ打っているものの確実にスランプだ。3番5番が戦線離脱で大幅な得点力ダウンにつながった。
緊急事態打線
この緊急事態に、2軍から2年目の佃(22)を招集した。持ち前のパンチ力にかける選択をした。昨年は2割も満たない打率でプロの壁と3番のプレッシャーに負けてしまった。しかし、この佃は将来のエンゼルズを担う逸材ということは誰もが知っている。ここで負けてしまうことは本人にも許されないことだ。指名打者で長年3番を背負ってきた、中道も今季打撃不振に陥り、スタメンを外れている。5番には尾藤が入っている。開幕から変わっていないのは1、2番と4番と8番のみだ。半分入れ替えをしながら、血の入れ替えを行っている状況だ。ここで結果を残せたものがエンゼルズのレギュラーを獲得することができるのだ。
以上、次回は25年目(2044年度)前半戦の振り返りです。