パワプロ2020オーペナ(84)24年目オフシーズン(ドラフト会議)
24年目(2043年度)ドラフト会議です。
5位指名
高卒 重松(18) 宮城県出身 評価B
宮城の強豪校のエースとして夏の甲子園出場を果たした。惜しくも3回戦で敗れてしまったものの、140キロ中盤のストレートと、得点圏での強さが光った。いいコースでもフェンスオーバーを食らってしまうなど、球の軽さとメンタルの弱さが課題だが、なかなか魅力のある選手だ。
4位指名
高卒 蔵本(18) 新潟県出身 評価B
甲子園出場経験はないものの、伸びのある直球と縦のスライダーが武器の本格派右腕。また中継ぎ、抑えでも適応できる器用なところもプラスに働き指名となった。
3位指名
高卒 黒岩(18) 茨木県出身 評価B+
茨木の名門から夏の甲子園ベスト4に導いた。4位、5位指名された選手よりも真っすぐと変化球の精度は一回り上の評価となった。甲子園大会でも、左バッターを苦にしない投球が光った。この得意分野を伸ばしていってほしい。
2位指名
大卒 君塚(22) 東京都出身 評価B
ここで野手の獲得だ。今年のドラフトではあまり野手に目玉選手がいなかったため、この君塚が野手で唯一の指名となった。夏の神宮大会では4番としてチームを牽引し、見事ベスト4まで導いたスラッガーだ。大学通算32本塁打を誇り、大学No.1スラッガーとの呼び声が高い。そろそろレジェンド池谷の後継を決めていかないといけない中、若手がくすぶっているところにこの君塚が割って入っていくことができるのか、注目だ。
1位指名
社会人 下野(22) 鹿児島県出身 評価A
長身の変則サイドハンドから繰り出される直球はMAX157km/hを測定し、社会人最速投手へと名乗りを上げた下野。そのストレートは伸びもよく出所も見にくいため、対戦したバッターは軒並み球速よりも早く感じたといっていた。そのうえチェンジアップと高速スライダーを操る。スタミナも豊富で、エンゼルズ以外の球団だったら即戦力として計算できるほどの投手だ。しかしながら、エンゼルズは速球派投手の育成には少し苦手意識を持っている。先発型で速球派で大成したのは宍倉(35)ぐらいで、他の選手はトレード移籍や引退をしている。この下野に関してはそういった失敗を生かした育成をしてほしいものだ。
他球団の動向
第一順選択希望選手 読売
4球団競合の末、巨人に入団が決まった。高校No.1投手との呼び声の高い松木。高校生としては珍しいアンダーハンドから動きのある真っすぐとキレのあるスライダー、緩急自在のチェンジアップと高校生ながら即戦力として期待されている。コントロール、スタミナともに1軍で通用するレベルの評価を受けている。夏の大会では惜しくも県予選で敗退となってしまったものの、スカウトからの高い評価を受けた。
第一順選択希望選手 楽天
高卒 三澤(18) 山形県出身 評価B+
楽天はドラ1で松木を指名したものの、くじ引きで外れてしまい、外れ1位でこの三澤を指名した。高校生ながら3球種を操りどれも完成度の高さがうかがえる、前評判よりも球速とコントロールが少し低いとの情報がはいってきているが、それを抜きにしてもなかなかいい選手だ。
第一順選択希望選手 オリックス
高卒 加来(18) 岐阜県出身 評価A-
オリックスも松木をくじで外して、外れ1位でこの加来を獲得した。実はうちのスカウトの評価は他の2選手よりもこの加来の方が上である。チェンジアップは一級品で、右投手でシンカーを投げることができる、珍しい投手だ。しかも球速も150キロに迫る勢いで、なぜこの選手が甲子園に行くことができなかったのだろうかと不思議に思うほどだ。
まとめ、今回のドラフトは高校生の投手が豊作の年だったように思える。現にドラフト1位は5球団が高卒の投手を獲得している。逆に野手陣が不作だった。来年は野手の補強もしたいと思っている。
以上、次回は24年目(2043年度)契約更改です。