レジェンド達に挑むオーペナ日記

架空選手たちがプロ野球記録に挑むオーペナ日記

パワプロ2020オーペナ(51)19年目オフシーズン(契約更改)

19年目(2038年度)の契約更改です。

 

f:id:vqoqejkp401:20210605102939j:plain

 

FA宣言とポスティング

f:id:vqoqejkp401:20210605103028j:plain

f:id:vqoqejkp401:20210605103041j:plain

ここ数年、オフシーズンになると世間を騒がせる、お騒がせ芸人と化している梅村(30)がFA宣言をした。そして1つ上の先輩、平井(31)はメジャー挑戦を表明。平井は今季キャリアハイの54本塁打をマークし、来期は日本記録のシーズン60本塁打と期待がかかる。エンゼルズ不動の4番バッターだ。

f:id:vqoqejkp401:20210605103409j:plain

f:id:vqoqejkp401:20210605103425j:plain

セリーグでは5球団が獲得に乗り出し、パリーグでも我がエンゼルズを入れて3球団、計8球団が獲得に乗り出した、今年のFA市場の目玉となった梅村(30)。パ・リーグでは巨人、阪神楽天の3球団は興味を示さなかった。同リーグの敵チームとして、梅村はそこまで脅威ではないということだろうか、巨人は投手2名の獲得に乗り出した、楽天は阿久根外野手の獲得に乗り出した。

f:id:vqoqejkp401:20210605103918j:plain

昨シーズン:率.312 38本 111打点 36盗塁 獲得タイトル:B9

今シーズン:率.319 44本 112打点 47盗塁 獲得タイトル:最高出塁率、B9

今季年俸:6億円

提示額:15億円×5年 総額75億円

選手希望年俸は6億円の2年契約で総額12億円だ。しかし、梅村自身お金がどうこう言うことではなく、新たな環境でもう一度プロ野球選手としてスタートを切りたいという考えだった。大学時代、高橋由伸氏、原辰徳氏などど比較され、歴代最強打者と評価され鳴り物入りでプロの世界へ踏み出した。3年間日本でプレーし結果を残したら、夢のメジャーへ行こうと考えていた。もちろんそれなりの結果は残した。4年目には三冠王に輝き、トリプルスリーも5回達成している。エンゼルズ入団当初から、メジャーの2Aからのオファーはあった。しかし2Aだ、ルーキーリーグではないもののその上に3Aがあってそしてメジャーに上がれる。梅村は悩んだ末に日本球界を選択した。理由としては日本で絶対的な成績を収めてメジャーに行ったほうが、より近道だと感じたからだ。予定よりも2年後ろ倒しになったものの28歳のシーズンオフにポスティング権を行使し、メジャー行きを表明した。一度却下されたものの、翌年再びポスティング権を行使。しかし球団からは認めてもらえなかった。日本球界で球史に名を刻むことを強く勧められた梅村の気持ちは大きく揺らいだ。いまだに日米通算記録参考記録でしかなく、日本の記録は日本の記録、メジャーと合算した記録は公式なものではないという風潮がまだある。もちろんメジャーサイドも同意見だ。日本で何本ヒットやホームランを打とうが、メジャーでは関係のないことだ。メジャーの野球が世界最高峰と考えられている現在では、日本での記録なんてお飾りでしかないのだ。このことを身に染みて感じた梅村は日本球界で名を残すことを選択した。その中で、自分のこれからの野球人生を考えて、一生エンゼルズにいていいものなのかという考えも浮かんできた。もちろんエンゼルズにいれば日本一にもなれるし、ずっと試合に出続けることもできる。きっと球界に名を残すこともできるだろう。しかし、それで本当にいいのだろうか?梅村は悩んだ。その末にFAという形で、自分を必要としてくれる球団の意見を聞くことにした。

交渉は、エンゼルズ側の提示は年俸15億円の5年契約で総額75億円の日本球界史上過去最高額での提示だった。もちろんこの条件を出せるのはエンゼルズだけだった。しかし梅村は金額云々はどうでもいいと思った。各球団の方針やビジョンについて詳しく聞きたかったのだ。梅村は非常に悩んだ。まだメジャーの夢を捨てきれていない自分がいることにも気づいた。しかしエンゼルズに残留するということは実質のメジャー挑戦への道は絶たれることになる。エンゼルズとの5年契約を結ぶということは次のFA権の取得が35歳となる。そこからメジャーというのはあまりにも非現実的だ。結果は

f:id:vqoqejkp401:20210606225005j:plain

梅村はエンゼルズに残留することを決めた。100%納得したかと聞かれたらそうではないようだ。しかし、今自分の中にある選択肢の中で一番いいと思ったのがこの残留という形だったようだ。エンゼルズのフロントは梅村の意見を尊重しているとは言い難いが、少なくとも他球団よりは理解してる。彼の性格や野球観、夢そのほかののことについても熟知している。だからこそ梅村の心に刺さる何かがあったのだろう。梅村は残留理由については多くは語らなかった。

f:id:vqoqejkp401:20210606225613j:plain

次は平井のポスティング交渉だ。今や球界最強スラッガーにまで成長を遂げた平井にはもしポスティングが認められたら、メジャーから複数球団交渉があるとアメリカの現地メディアも報じている。

f:id:vqoqejkp401:20210606225826j:plain

昨シーズン:率.268 43本 134打点 獲得タイトル:B9、GG

今シーズン:率.295 54本 155打点 獲得タイトル:MVP、本塁打王打点王、B9、GG

今季年俸:5億7000万円

今年の平井はキャリアハイの成績をたたき出した。馬渕(37)のシーズン本塁打の球団記録を塗り替え、打点も球団記録をたたき出した。ポスティングを表明していなければ年俸は10億円近くまで跳ね上がっていただろう。

ポスティングを表明後、アメリカの複数メディアで平井の特集が組まれて、「今が一番の収穫時だ」などど報じられた。しかしながら、エンゼルズはこの選手を手放すわけにはいかなかった。それは本塁打のレジェンドはこの男に託されたからだ。エンゼルズ生え抜き選手で最多の本塁打を放っているのは馬渕(37)で500本塁打、しかし昨年から身体の衰えが急速に進み、今シーズンの本塁打は34本と減少傾向だ。だからこそこの平井には何としても本塁打のレジェンド記録を達成してもらう必要があるのだ。

f:id:vqoqejkp401:20210606230553j:plain

あくまでも、日米通算記録ではなく日本だけの記録でレジェンド記録を達成することに強いこだわりを見せている球団サイドの意向に、平井は一定の理解は示したものの、球団に対する愛着は薄れていった。

 

契約更改

f:id:vqoqejkp401:20210606230834j:plain

昨シーズン:25勝0敗 防御率1.76 獲得タイトル:沢村賞最多勝、最高勝率、B9、GG

今シーズン:23勝3敗 防御率2.26 獲得タイトル:なし

年俸:9億円(1億円DOWN↓)

昨年初の沢村賞を獲得した永塚(26)は前半戦は防御率1点台を記録するなど、最優秀防御率のタイトルも狙えたが、最終的には防御率は2点台に悪化し、タイトル獲得を逃した。それが影響し、1億円ダウンでの契約更改となった。

f:id:vqoqejkp401:20210606231637j:plain

昨シーズン:率.331 43本 135打点 獲得タイトル:MVP、打点王、最高出塁率、B9

今シーズン:率.308 34本 129打点 獲得タイトル:ベストナイン

来期年俸:8億円(2億円DOWN↓)

ベストナインを獲得し、37歳とは思えないほどの活躍を見せた馬渕であったが、今期10億という高額な年俸に対しての成績ではないと評価され、2億円ダウンでの契約更改となった。

f:id:vqoqejkp401:20210606232043j:plain

昨シーズン:20勝3敗 防御率2.07 獲得タイトル:なし

今シーズン:24勝2敗 防御率 2.00 獲得タイトル:沢村賞最多勝最多奪三振、B9

年俸:9億5000万円(1億5000万円UP↑)

球団史上初の三度目の沢村賞に輝いた堀井(34)だったが、防御率は目標としていた1点台には惜しくも届かず、その防御率のこだわりから、ダウンもやむなしと考えていたようだが、沢村賞が評価され、結局1億5000万円アップで契約更改した。

f:id:vqoqejkp401:20210606232553j:plain

昨シーズン:率.336 10本 62打点 56盗塁 獲得タイトル:盗塁王最多安打、B9

今シーズン:率.341 6本 50打点 71盗塁 獲得タイトル:盗塁王最多安打、B9

来期年俸:7億5000万円(1億円DOWN↓)

自身キャリアハイの盗塁数を記録し、打率もリーグ2位となったものの、本人は納得はしていなかったようだ。今季は守備に精細を欠いた場面も見受けられ、さすがにこの年齢でショートは厳しいのではないかという言葉も見受けられた。来期はその言葉を一掃してやりたいという気合の表れがこの数字となって表れている。

f:id:vqoqejkp401:20210612095645j:plain

昨シーズン:率.359 13本 102打点 31盗塁 獲得タイトル:首位打者、B9

今シーズン:率.324 24本 122打点 45盗塁 獲得タイトル:B9

来期年俸:5億5000万円(4000万円UP↑)

昨年5年ぶりとなる首位打者を獲得した谷岡(32)だが、今シーズンは主に6番として起用され、少し打率を落としてしまった印象だ。しかしながら、本塁打と打点に関しては自己キャリアハイの成績を残し、盗塁数も40を超えた。谷岡の後ろを打つ長崎が100打点を達成できたのも谷岡の盗塁数のおかげだといえよう。

f:id:vqoqejkp401:20210612100755j:plain

昨シーズン:20勝4敗 防御率:2.26 獲得タイトル:最多奪三振

今シーズン:20勝4敗 防御率:2.24 獲得タイトル:なし

来期年俸:5億円(3000万円UP↑)

宍倉と言えば最多奪三振のイメージがあるが、今期は沢村賞投手、堀井の前に惜しくもタイトル獲得はならなかった。成績だけ見れば前年とほぼ変わらないから当たり前のように見えるが。この20勝を安定的に達成できるということこそ評価できるポイントだろう。

 

f:id:vqoqejkp401:20210612101541j:plain

昨シーズン:17勝3敗 防御率:2.12 獲得タイトル:なし

今シーズン:19勝3敗 防御率:2.24 獲得タイトル:なし

来期年俸:4億8000万円(8000万円UP↑)

37歳のベテランは今シーズンも大活躍だった。能力値としてはエンゼルズの2軍の投手よりももしかしたら弱いかもしれない。でもこの男は抑えるのだ。伸びのある直球と不屈の魂で、強打者をなぎ倒していく、シーズン20勝こそは達成できなかったが、満足のいくシーズンだっただろう。

f:id:vqoqejkp401:20210612101409j:plain

ダウナー(31)は衰えのために自由契約、ビショップ(25)は希望額に届かずに、契約決裂し自由契約となった。

f:id:vqoqejkp401:20210612102242j:plain

昨シーズン:5勝0敗 40HP 1S 防御率:1.09 獲得タイトル:最優秀中継ぎ

今シーズン:0勝0敗 32HP 4S 防御率:1.28 獲得タイトル:なし

来期年俸:3億4000万円(6000万円UP↑)

今シーズンは同僚の堀切に最優秀中継ぎのタイトルを奪われてしまったが、安定感は抜群だ26歳とは言えないほどの貫録を持っている。間違いなく球界ナンバーワン中継ぎ投手だ。

f:id:vqoqejkp401:20210612103521j:plain

昨シーズン:率.309 19本 106打点 22盗塁 獲得タイトル:B9、GG

今シーズン:率.234 5本 29打点 10盗塁 獲得タイトル:なし

来期年俸:2億円(9000万円DOWN↓)

中道にとって今季ほど悔しいシーズンはないだろう、昨年念願の100打点を達成し、不動のレギュラーとしての地位をほぼ確実なものとしていただけに、今シーズンの不調は誰もが予想していなかった。大きなけがもないし、身体能力の衰えが現れているわけでもない。監督はこのヒットマンに対しても冷酷だった。30試合ほどで調子が上がってこないと判断したら即スタメンから外した。そして球に調子を見るためにスタメンに戻したりと最終的には80試合ほどの出場となったが、自身最低の成績といっても過言ではないだろう。来期からのレギュラーは保証されていない。噂では大型の外国人選手の入団もあるとかないとか、いずれにせよ来期勝負のシーズンになることは間違いないだろう。

f:id:vqoqejkp401:20210612102858j:plain

昨シーズン:2勝1敗 33HP 1S 防御率:0.81 獲得タイトル:なし

今シーズン:2勝0敗 35HP 0S 防御率:2.57 獲得タイトル:最優秀中継ぎ

来期年俸:2億9000万円(1000万円UP↑)

11年ぶりのタイトルを獲得した堀切(35)だったが、満足のいく結果ではなかったようだ。負けこそないが、打ち込まれて同点になったりとするシーンが目立った。それが防御率にも如実に表れている。堀切が2点台の防御率をたたき出すのは実に4年ぶりだ。来期は36歳になる衰えも気になるところだが、このままズルズルと行ってほしくはないところだ。

f:id:vqoqejkp401:20210612104357j:plain

昨シーズン:率.289 10本 79打点 獲得タイトル:なし

今シーズン:率.336 3本 27打点 獲得タイトル:なし

来期年俸:1億円(5000万円DOWN↓)

今季41歳となったベテランの名前は開幕スタメンのスコアボードにはなかった。長年チームのセンターポジションを守っていた松浦の姿がないことは少し寂しい気持ちになった。しかしながら、勝負強いバッティングは衰えておらず、主に代打や左投手の際の出場に限られたがしっかりと結果を残して見せた。この選手がエンゼルズの野手陣を支える精神的支柱になっていることは間違いないだろう。

f:id:vqoqejkp401:20210612104926j:plain

今シーズン:率.265 7本 54打点 29盗塁 獲得タイトル:新人王

来期年俸:9700万円(8200万円UP↑)

梅村以来の新人王に輝いた小滝(23)は平井や梅村のような派手さはないものの、堅実な守備と走塁でチームに貢献した。長年、梅村を外野で起用したかった球団としてはこの小滝がばっちりとはまった形だ。ゴールデングラブ賞こそ獲得できなかったが、来期はそこを狙える逸材でありことには間違いない。

 

次回は19年目(2038年度)ドラフト会議です。