パワプロ2020オーペナ⑧4年目ドラフト会議
2023年度ドラフト会議。
今年こそ、真の4番バッターを獲得したいところである。
10位指名
社会人の青野。
切れのあるチェンジアップと緩急を自在に操る左腕、けん制もうまく、なかなか盗塁を許さない。社会人だが21歳と若く期待が持てる。
9位指名
社会人No.1投手小野田。
珍しい左のアンダーハンド。制球力、スタミナともに高く評価された。クイックもうまいのもプラス材料だ。変化球に磨きをかければ、1軍でも十分戦力になるだろう。
8位指名
高校No.1左腕の奥田。
夏の甲子園大会では、ベスト4に導いた。プロでは主に抑え中継ぎでの起用が見込まれる。伸びしろ抜群の選手だ。
7位指名
大卒の奥原。
最速154km/hを誇る左腕。バッターから球の出所が見えずらいのが特徴。また、大きく曲がるスラーブは球界屈指の評価を得た。制球力が心配、緩急をつけれる球種が欲しいところ。
6位指名
社会人No.1キャッチャー井出。
プロでも十分通用する肩力を体の強さが特徴。バッティングもそこそこ。正捕手は宮地だが、宮地はリード面で不安があることと、第2捕手がいなかったのでここらで指名した。しかし井出が覚醒したら、正捕手もあり得るだろう。それくらいのポテンシャルは持っている選手だ。
5位指名
大学No1.投手、小竹。
右投手でありながら、シンカーとツーシームを投げる、珍しいタイプの投手。全日本選手権ではベスト8に導いた。しかし、詰めが甘く痛打される場面も見受けられたので、そこが課題点だろう。体力も十分評価できるので、即戦力右腕として、開幕ローテーション入りが期待される。
4位指名
社会人の藤山。
球界トップレベルのフォークボールを投げる左腕。今までフォークボールと最速156km/hのストレートでここまでのし上がってきた。低めへの制球力がよいが、それ以外の制球力がまだまだなので、そこが課題。また、新たに球種を覚えれば化け物になる可能性も秘めている。ロマンがある選手だ。
3位指名
高卒の谷岡。
うちのチームでは珍しく、今年のドラフトの高卒の野手はこの谷岡のみだった。スカウト陣も、現状うちでは、池谷が不動のショートストップとして、レギュラーを張っているので、遊撃手の補強には積極的ではなかった。しかし、うちのチームは「どのポジションだろうと、その年に一番強い選手を上位指名で取る」という方針なので、3位指名に踏み切った。高卒ながら守備力以外は特Aの評価を受けた、しかも二塁手も守れるとのことで、その器用さもプラスに働いた。開幕レギュラーを勝ち取るのは難しいとの評価だが、レギュラー陣を脅かすような存在感を示してほしいところだ。
2位指名
熊本県出身の大卒、馬渕。
ここにきて、やっと大砲候補がわがチームにやってきた。今まで指名したどの選手よりも間違いなくパワーはあるだろう。最低でもC(62)以上が確定している。スカウトも10年に1度の逸材と興奮していた。スイングスピードは160km/hに迫る。打った打球は大きな放物線を描き、打った後はソフトバンク柳田選手のような大きなフォロースルー、さすが、怪物といわれるだけの逸材である。監督はこの時点で馬渕を伝説エンゼルズの第4代4番に任命した。
1位指名はその怪物をもしのぐ怪物だった。
大卒の海老澤。
見てもらえばわかるだろう、スカウト陣も特Aを超えたSランクに位置付けた選手だ。すべてにおいて完成度の高い投手だ。スプリットはメジャーリーグのヤンキース田中将大を彷彿とさせる。しかもフォークボールも操るという。
監督はすぐさまエースナンバー18を海老澤に提示した。18番は同じ大学の1学年上で、昨年ドラフト2位で指名された松尾がつけている。それを知っていた海老澤は初めは18番を断ったが、松尾から「お前がつけてくれ、そして自分のルーキーイヤーの成績(4勝8敗、防御率5.46)を超えてくれ」と言われ、内心、余裕で超えれると思いつつも、涙する松尾に対し、「松尾さん!!頑張ります!!」と言ったとか言わなかったとか。
間違いなく即戦力左腕である。
以上
2023年度のドラフト選手は、
社会人 4名
大卒 4名
高卒 2名
となった。
近年左投手を指名しすぎてしまっているので、バランス調整が必要かもしれない。
今年は特に期待の持てる選手たちが集まった豊作の年だったと感じる。シーズン最下位脱出ともしかしたらAクラスも狙えるのではないかと期待が持てるドラフトとなった。
5年目に続く。